自問自答と小さな小さな目標と

人としての生活が出来ないレベルまで落ちてる。(どんなだよ、と…)
そもそもこれでは働ける状態ではないから休めと言われた私。
眠れないし食べられない。
 
だけど・・・熱がある訳じゃない。目立った外傷があるわけじゃない。
他の人から見たら、ただサボっているようにしか見えないんじゃないか。
何となくそう思う。
 
私が休んで職場がどんな事になってるのか想像はつく。
会社だから普通人が一人欠けた所でどうにか回るものなのだが、
いかんせん、私がいた所はそういう状態じゃない。
一人かけたら、「即崩壊」に近い状態での日常業務。支障が出てない訳がない。
誰かが欠けたら仕事が回らなくなるのは企業としては致命的だし
そうならないための仕組みがなければいけない。
仕組みらしきものはあっても、誰もが同じように出来る訳じゃない。
人はいてもやれる仕事がそれぞれ限られる。
だから残念ながら、主要メンバーの誰かが欠けたら仕事が回らない、うちの職場。
 
果たして私はサボっているのか?
デスクワークなんだから、少しぐらい具合が悪くても、座っているだけだし。
疲れたから休むったって、みんな疲れてるじゃないか。
自分でもそう思うんだから、他人だって、そう考える人もいるだろう。
そんな自問自答。
でも…医者に行った時、家から一歩も出られなくなっていた。
しばらくきちんと眠れていなかった。食事もとれなくなっていた。
調子が芳しくないので、と2日ほど休んでいたが、いつになったら出勤出来るのかと追い打ちがかかる。
その日も朝動けなかった為午後から会社に出ると連絡しており、
なんとか会社に行かなきゃと準備をするのに、めまいがする。
悲しくもないのに涙があふれてきて前が見えない。
しまいに過呼吸になり息が出来なくなり床にうずくまる。
もはや自力で車を運転出来ない状態だったし
もともと持病が悪化すると乗り物に乗れなくなる私、
電車に乗ることもできず片道45分の距離をタクシーで医者に行った。
その結果、医者に「1ヵ月お休みの刑」を言い渡されたというわけだ。
(実はこの期間、暫定と言われている。状態が良くなかったら伸ばすからね、と…)
 
正直言って、今の会社でこれだけ休んで、私の戻る席があるかどうかは分からない。
本来「休職」って雇用保険に入っている社員なら持ってる権利だし
休職の間の傷病給付金は、保険から賄われる。
だから働かない人間に対して、会社が無駄な給料を払う訳じゃない。
でも・・・働けない人間は要らない、というのが現実。
わざわざ希望しない、または働ききれない部署への配置換えのリストラに遭う可能性だって。
悲しいかな今いるスタッフを大切に遣う概念はないし
実際そうして配置換えされて退職していった人もいる。
体力的にも精神的にも不安を抱えている人間よりも
何も言わず黙って「それなりに」働いてくれる丈夫な人を雇った方がいい。
ある程度の仕事が出来る事に加えて、会社は安定して働いてくれる人員の方が大切だ。
…安定して月300時間働ける人ってそう多くないが。
「一般的な」就業時間であれば、私だって安定して働けてたと思う。
 
もっとも仮に戻る席があったとしても、
また同じ状態の場所に戻ったら、遅かれ早かれまた同じような事を繰り返すのではないかと。
またわざわざ壊れに行くために戻る?
 
・・・それではこの先私はどうするんだ?
でも。それは、それ。そのときは、そのときだ。
今ここで考えても始まらないし、多分今考えられる状態じゃない。
 
休んで数日。
切れ切れの夢を見続け、覚めてはぼちぼちネットで「畑仕事」と「街づくり」をし、
たまに食事してまた床につき、そんな数日が過ぎてやっと買い物に出られるようになった。
気づけばガソリンも空っぽだった。
給油と買い物の第一目標をクリア。
次は寝て起きての昼と夜とない生活から、日中起きている生活をすること。
それがクリア出来たら自力で通院すること。
そして実家へ帰省予定。
その前に…釣り!!!!
 
少しずつだが頭の中が動き出した。