どうしようか考える

多分実家より落ち着く場所、
昼下がりのモスバーガー

喫煙席が2階で静かな事。
いつ来ても混んでおらず、意外と朝早くから夜遅くまで営業していて
通う事もう10年以上。
実家に帰ってくるたびにここに来ては
何か書き物をしたりぼんやり本を読んだりして過ごす。

2年くらい来ていなかったように思うがちっとも変わってない。

実家でも適当にタバコを吸うようになったので
もはやタバコを吸うためにここに来る必要はないのだが
何となく足が向く、お気に入りの場所。

さて。
今月も半ばを過ぎてそろそろ復帰模索の時期。
いよいよ1ヶ月で復帰が怪しくなってきた危機感を
ひたひたと感じる私。

まさか2日働き3日休めるサイクルなんぞ、
どこの世界に行っても有り得ない。
実は体調を整えて、復帰に備える段階には、ちょっとほど遠い状態だ。

仕事ごと方向転換なのか?
また流浪の民なのか?
とりあえず先延ばしか?

人混みはやはり苦手だ。
調子が芳しくなかったり疲れたりすると
顕著に出る部分ではあるものの…
先日の都内移動でこりゃやっぱりダメだわ、と
すっかり自信を無くした出来事があった。

舞浜からの帰り道の満員電車の片隅でドアの隙間に立ちすくみ、
どうにもこらえきれずに涙がポロポロ。
恐くてその場から離れたくてたまらないのに、
足がすくんでしまいその場から一歩も動けない。
横目で私の泣き顔を見ていた向かい側のお兄さんは
いったい何事かと思っただろう。

電車はただの移動手段の乗り物。
ただの人混み。
私には何の害もない。
頭で分かってはいるのだ。
でも高所恐怖症の人は高い場所には行かない。
虫が嫌いなら昆虫館(?)には行かない。

例えば虫が大嫌いな人がゴキブリが無数いる部屋に閉じ込められたら、
それに刺されたり噛まれたりしないと知っていても、
ただただ足がすくむだろう。
高い所が苦手なのに作りかけのスカイツリーのてっぺんに行ったら、
命綱があったって冷や汗がでて動悸がするだろう。
とにかく恐いはずだ。

虫だらけの部屋に閉じ込められる事も、うんと高い所に行く事も多分生活の中では有り得ないし
極論の例え話だ。

だが、電車に乗る機会は意外とあるし
それ以外に人混みがダメとなると更に苦手分野は増える。

私の「苦手」は、生活の中であまりに多いし、またそれに過敏に反応し過ぎる。

ただ調子が良ければある程度のコントロールは出来る。
沢山人がいても、耐えられる範囲の場所もある。

数ヶ月前、仕事で都内のホテルのパーティーに出たが
その時には問題はなかった。
人混みはもともと好きではないけど
要するに自分自身がそれに対処出来る状態かどうか、という事だ。

対処出来ないっていうのが病気にしろ、それが私の現状。

都心に住んでいない私にとって、幸いにも電車は必須ではない。
だが、こんなにも人混みがダメだというのは日常生活に戻れるとは言い難い。
避けられない人混みだって中にはある。
そもそも人混みが駄目な状態から更にひどくなって
今流行りの(?)鬱みたいな状態にまでおちいったのは
働きすぎていろんなものが壊れたから。

抑うつ」というのはうつ病とは違うのだという。
自分が壊れて、とうとううつ病になったのか医者に聞いたら、
どうやらそうでもないらしい。
たまにモソッと動き出す私は、かろうじてそうではないのだとか。
脳みその何とかホルモンが出たり出なかったり、
電気回路が繋がったり繋がらなかったりする頭のポンコツ具合がいけないにしろ
バシッと病名が付いた方が納得出来るのだが。

休職は、社会保険の方からまかなわれる給付金が出て、
半年だったか1年だかまで延長出来るらしい。
次に病院に行って無理だと決断すれば、また休職は延びる。
それってすごい選択のように思うが、
医者の紙切れ1枚がそんな効力を持つものだというのが
ある意味驚きだ。

飲む薬を変えて様子見もひとつの選択。

職を変えるかどうかを決断するには
まずは自分の状態を少しでも治す事。
いずれにしろもう少し時間が必要な気がする。