決断

10日程実家に滞在して本日わが家に帰宅。(ちなみにノッポのパキラは実家に置いてきた)
昨夜は何故かひどく不安になってしまい、悶々と考えた夜だった。
この帰宅は…実は仕事に復帰するための帰宅ではないからだ。
 
当初の予定では、1ヶ月休み、月の半ばにいったん実家に戻り、
そして帰宅して調整、11月より復帰の算段をしていた。
1ヶ月の休職、それ以上休んだら戻れなくなるような気がしたから何とか調整して…
なんて思ったりしていたのだが、実際身体はそう簡単には言うことを聞かない。
良くなったのか?悪くなったのか?
そういう指標で考えられるものでもない。
ま、ひたすら寝続けた事もあり、さすがにもう身体的な過労状態は脱したが。
 
どれだけ休むのかは医者と再度相談したうえで、
これからどうするのかはひとまず置いておいて、
「11月に復帰しない」という決断だけ下そうと思う。
 
医者にいけば診断書は出るはずだ。
だってそもそも「きっと1ヶ月で戻るのは無理だよ」と言われたのを
とりあえず1ヶ月で!と押し切ったのは私。
…また診断書を書いてもらう事で、お金を無駄にしたな。。。苦笑
 
この選択が吉と出るのか凶と出るのか・・・それは分からない。
会社側からしてみれば、残念な話。当て込んでいた人員が戻らないのだから。
その上で、退職に追い込もうとするのか否か、それも分からない。
それはそれ。その時はその時。
先方の出方を伺い都合を考える以前に自分自身の調整が先だ。
 
「おもてなし」をしたいという想いで仕事をしてきた。
仕事での自信をつけてきた部分も多くある。
だけど、身の回りの人を大切に出来なくなりひどく心配させるような状況に陥り
自分自身の身を削り、つらくなって泣きながら仕事をし、
栄養ドリンクをいくら飲んでも疲れが取れなくなり、一歩も動けなくなりながら、誰かをもてなす?
それこそ、「おもてなしをするっていったいどういう事?」である。
 
疲れちゃったんだからちょっと休んだら元気になるよ、と人は言う。
でも結局のところ、私が壊れている元凶をどうにかせねば何も始まらない。
自分に起きている不具合をきちんと見つめ直そうと思い
まずはポンコツ具合を知る事から、ということで難しそうな本を何冊か。
読んでどうなるものでもないが、こうして対峙しようともしてこなかったなぁ、と。
多分人をおもてなしする以前に自分のメンテナンスが必要。
自分で納得して気持ちを切り替えるのに、20日。…時間はかかるものだ。
ちょっと腰を据えて、問題と向き合ってみようと思う。