シンクロナイズド・犬神家

昨日は、「野鳥観察会」なるものに参加してきた。
熱心に話を聞き、メモを取りながら双眼鏡で見た鳥とポケット図鑑を見比べ。
日本野鳥の会の栃木支部では、こんな「探鳥会」というイベントを毎月行っているようで
たまたま新聞の募集をみかけてふらりと参加してみたのだが…。
文句なしに楽しかった!
興味がない人にとってみたら、鳥なんぞ見て何になる、という話なんだが
からしてみたら、今まで名も知らぬ鳥さんの名前が分かるようになるって
すごく興味深い事である。

全部猛禽類はとんびかと思っていたら、ハイタカノスリチョウゲンボウ、意外と種類が多い。
そしてそれぞれ似ていて異なる部分があったりして、ほうほう、なるほど、と。

最近写真を撮っていて思うのが、コンパクトデジカメの限界。
野鳥を遠くから撮りたくても、ズームの機能的に当然無理がある。
いったいみなさん、どんなカメラで撮ってるのかしら…そんな疑問もこの日解消された。
ちょうど写真家さんが、河原で腹這いになって野鳥をひたすら待っていた時に通りかかり。
カメラを見せてもらったのだが、まるで砲弾のようなレンズ。
長さ30センチ以上、直径10センチ以上のものだった。
そりゃ、私がいくらコンデジで撮りたくても、撮れる訳ない
当たり前だけどカメラは双眼鏡じゃない。

そんなこんなで、カメラ熱に火が付いてしまい、
5年使い込んだ傷だらけの愛機の乗り換えを考えている。
というよりも、実はいつの間にか、ネジが1つない!
動作には全く問題はないものの、もしかしたら、さよならの瞬間は
案外早いうちに突然訪れるのかもしれない。
No Camera No Life な私。
このままコンパクトデジカメ路線で行くのか。
それとも一眼レフを思い切って買うのか。
悩みつつもただいま新しい相棒がやってくるのを今か今かと待っている所。

今更なのだが…どうしても欲しかったリコーのGRデジタル(初期型)をとうとう買ってしまった。
欲しいと言い始めて5年!ようやく手にするGRデジタルに今からワクワク。
もっともあと数年したら、結局一眼レフに砲弾レンズを抱えて野山を走りまわっていそうな気もするが。

イメージ 1

何となくカメラ熱とともに野鳥熱にもかかり気味の私、
今日も自然公園に双眼鏡を下げて一人探鳥会。
カモは一夫一婦制だ。
ちょうど今ペアになる時期で、あちこちで恋愛模様が。
猛然とアプローチをかける雄、あっさり振られる。
でも意外とさっぱりしていて、こっちがダメなら隣の子でいいか、と。
逆にメスから猛然とアプローチをかける姿もあったりして。
これはオナガガモさんの雄同士のランデブー。
ん?カモ界でもおねえ系なんてあるんだろうか。

イメージ 2
シンクロナイズド・犬神家。
よもや、さかさまに水にささったスケキヨ、かと。
ところが、よく見てみるとあっちでもこっちでも、スケキヨである。
この子たちは潜水は出来ない。
水中の餌を取るときに、こんな風に逆さまになって
出来るだけ水中で首を伸ばし藻なんかを食べているらしい。
お尻が重いというのに大変そう。

今年は新しい事に挑戦する1年。そう決めている。
文字通り、あれこれ少しずつだが、動き出した。