ぬっこの遠足 その1
今日は、水戸へ。
梅祭りが始まった偕楽園が本日の目的地。
いつもは、じゃじゃ馬姫に乗っていくところだが
今日はあえて、電車をチョイス。
という訳で本日の遠足は近所の小さな無人駅からスタート。
「せーんろは続くよ、どこまでもー、ほいほいっ」なんて
上機嫌に歌いながら線路のど真ん中でぱちり。
ピーマン×にんじんカラーのこの電車は「真岡鉄道」。
普段はこの単線1両の乗り物は
正確にはレールバスと言うらしく、当然JRではない。
最初に整理券を取って乗車し、
下車時に運転手さんにお金を払うという仕組みのものだ。
ちなみに週末にはこの路線で
SLが1日1往復だけ運行している。
のどかな景色を眺めながらガタコンガタコン、
一路終点下館(しもだて)駅まで。
ローカル線だから仕方ないのかもしれないけれど、
電車の接続は良くない。
あまり考えずに乗ったせいもあり、
30分駅で待ちぼうけ。
今度はシルバーに紺色のラインが入った水戸線、やっと来た!
そして友部駅で降りてさらに15分待ち、
常磐線に乗り換えてやっと水戸駅に到着。
車窓からは、こんなのどかな景色が続く。
電車は避けて通ってきた乗り物のひとつ。
とにかく苦手なのだ。
だけど・・・苦手だー!って固定観念を持つことで
ますます足が遠のく。
いつしか「電車に乗れない」と言うようになっていた。
そして乗ったら実際に具合が悪くなった。
だからますます足が遠のく。
乗れない訳はない。今まで乗ってたんだから。
嫌いだ嫌いだと思ううちに、本当に乗れなくなってしまった。
ただ、それだけの事だ。
そんなしょうもない固定観念を打破したかった。
電車は避けて通ってきた乗り物のひとつ。
とにかく苦手なのだ。
だけど・・・苦手だー!って固定観念を持つことで
ますます足が遠のく。
いつしか「電車に乗れない」と言うようになっていた。
そして乗ったら実際に具合が悪くなった。
だからますます足が遠のく。
乗れない訳はない。今まで乗ってたんだから。
嫌いだ嫌いだと思ううちに、本当に乗れなくなってしまった。
ただ、それだけの事だ。
そんなしょうもない固定観念を打破したかった。
BGMは、「羊毛とおはな」の手のひら。
「何気ない幸せはすぐそばにあること、
それだけを信じて 新しい自分を探していくんだ」
アコースティックギターのゆるいメロディと、
やさしい伸びやかな声が
ガタコンガタコンの音と相まってなかなかいい感じ。
そうそう、新しい自分探し、ね。
なぜか電車でひとりほっこりした気分になる私。
ちょっとだけ緊張して、両手をぎゅっと握りしめて乗った電車。
少しずつ日差しに力強さが戻ってきたせいか、
窓から差し込む光は暖かで、
時折うとうと居眠りなんぞしながら、水戸駅に到着。
(その2に続く)