葉っぱ気分のアマガエル

イメージ 1
 
擬態。
あたりに溶け込むようにして、自分の身を隠すこと。
 
庭の草むしりをしていたら、葉っぱの上でじーっと佇む1匹のカエル。
この子は、多分「葉っぱ」気分。
でも…葉っぱ気分で擬態してもカエルはカエルだなぁなんて思いながら、
随分近づいてじろじろ見ていたら背中を向けられてしまって、
しまいに、邪魔な奴だと言わんばかりにプイッと飛んで茂みに消えていった。
 
子供の頃の遊びというのには、多分生産性も意味もない。
ただ無意味な事を繰り返しやるのが楽しかったりして。
 
随分とわんぱくだった私は、通学路で帰り道にアマガエルを何匹捕まえられるか?と。
無意味な事を熱中してやったものだ。
カエルの後ろ足を手に持って逆さ吊り状態にしながら、
何匹も、それこそしこたま捕まえて帰った記憶がある。
大人になった今はそんな残酷な事しない。
でもやっぱり小さなカエルだったり小さな虫を観察する瞬間って
無意味だと分かっていても、目を輝かして時間を忘れてしげしげと眺めてしまう。
 
ところで私の干支はへび年。
あ。隠れてるとかそういうんじゃなくって「へびににらまれた…カエル」だったんだろうか。