韓国たび 食事 失敗篇
韓国たびの、食事失敗篇は、なかなかどうしてディープなものだった。
宿の反対側に美味しいもやしクッパの店があると添乗員さんに聞いたのがその始まりだった。
その失敗は、初日の日付が変わった深夜2時ぐらいの出来事
(ちなみにこの店、24時間営業、それでもお店では食事する人でにぎわっている)
まずは悩んだこと。
「もやしクッパ」をハングルだと何とオーダーすればいいのか分からない!
宿の部屋はインターネットが完備されていたのだけれど、それも日本語フォントは使えない。
どうしたものか…。えいやっと行ってみて、オーダーしようとしたものの
もやしクッパらしき写真もない。
そこで私、強気に出た。(あとでこってり友人に叱られた)
冷麺が美味しそうだったので、それを一つと。
鍋っぽい写真を指指してオーダーしてみる。
そして出てきたのが…これだ。
1・2・3!はい、どーん。
冷麺は予想通り。でもかき氷入りで極寒。
そして鍋は…もやしクッパじゃなーーーい!
鍋の中身は、これ。
ばばーーん
スンデ、という豚の腸の中に牛や豚の血ともち米、その他わからない何かをつめこんだ黒い物体と
多分、胃や、腸や、レバーや、そもそもどこの内臓だかわからない、何か。
そして、えほえほ、むせてしまい死ぬほど辛い!!!
これのどこがもやしクッパだーーー!
もはやオーダーを間違えたのを悔むのを通り越して笑うしかない。
完全にそれを見て壊れた私。げらげら笑う。
友人はこういった臓物系が大の苦手。顔をしかめて口数まで減ってしまいどん引き。
どん引きする友人と笑いが止まらなくなった私。
なんてこった。
それでも私、半分ぐらいはこれを食べた。
それからもうひとつ。大失敗の飲み物。
これ、韓国式のお茶のお店で出てきた「何か」である。
ハングルで書いてあるのでお茶の名前は読めない。
どれか分からないけれど、かりん茶だったり、なつめ茶だったりと、
多分味の想像が付くものもあったはずなのに、選んだのがこれである。
松の実とゴマがはいっているのはわかったけれど後は分からない。
味は・・・ずぱり 太田胃散と葛根湯!
確かに効きそうだけど、太田胃散と葛根湯をミックスした甘いとも苦いともつかない飲み物。
あれ・・・でも飲んでいるうちに癖になりそう?(錯覚だ。)
頼んでみて美味しくなかった「期待はずれ」とはまるで違う大失敗。
これぞ、無計画旅の醍醐味である。
次の記事は美味しかった食べ物セレクションと行こうか。