韓国たび 交通事情

イメージ 1
ソウルは地下鉄文化である。
基本的に今回の旅の移動手段は、ほとんど地下鉄を利用。
そしてそれに当たって、手に入れたものが、東京でいうところのSUICAみたいな「Tmoney」というものだ。
コンビニやキオスクみたいなところで取り扱いしていて、まずそこでそのカードを購入し
そしてその都度機械でチャージして使用する。これは、日本のやり方と一緒だ。
 
ところが日本の感覚で、5000円分ぐらい、と5000ウォン入金したのだが…
よくよく考えてみたら5000ウォンは480円ぐらい。
つまり地下鉄は破格の安さだ、という事。
あとはタッチ&ゴーで楽ちん。
 
改札を通るには困らないんだけど、日本の地下鉄すら私は迷う。
電車での行き先を見るのが大の苦手(というよりも病的なほどの方向音痴)
行き先を理解するのも一苦労。路線図を見てもよく分からない、といった始末。
更には、英語表記されているのは到着駅の駅名だけで、
日本でもそうかもしれないけれどどこまで行く、という電車の表記はすべてハングル語だ。
つまりその電車がどこまで行くかは理解できないまま乗る、という恐ろしいばくち打ちに出る。
 
地下鉄での大失敗エピソードをひとつ。
目的地の手前駅止まりの電車だという事を知らずに乗った私たち。
みんな終点でぞくぞくと降りてゆく。
が、降りずに乗っていたら、親切な方が終点だよ!と英語で教えてくれて
慌てて降りた友人。そしてその流れに乗り遅れた私。
 
慌てて降りようとしたら…既に間に合わず、電車のドアに思いっきり身体を挟まれた。
日本ならば、そこで即座に扉は開くだろう。
ところが・・・韓国の地下鉄は扉は開いてくれなかった。
そのままものすごい勢いでぎゅうぎゅう締め付られていく。
いやがおうにも挟まれていく私の身体。
 
痛い痛い痛い!そう叫び、次に出た言葉。Sorry!!!!(ところでなぜ謝る?)
その悲鳴を聞きつけて助けに来てくれた現地の方々が必死に扉を開けてくれて
ぬっこ、無事に救出。
まさか、地下鉄の扉に挟まれるなんて、ある意味ミラクルである。
それにしても痛かった。
 
そしてその後で、多分電車の乗り方すら分からずに乗っている事に気が付いた
英語が流暢な韓国人に連れられて、目的地まで。
途中携帯で韓国ドラマを見せてくれたり、あれこれ話をしながら目的地駅へ。
最後にありがとう、さようなら、と丁寧にごあいさつして、出口へ!
 
出口そっちじゃないよ!!!と叫ぶ韓国のおばさま。
あらまぁ。どこまでダメダメなんでしょう。
ちなみにこのおばさま、自分の到着駅でもない駅に、私たちの為に一緒に降りてくれた。
なんて親切な方だろうか。
 
ちなみに、タクシーはというと、値段毎にタクシーの色が違う。
一般タクシーはシルバーか白。
模範タクシーは黒。
そして、外国人向けのチャータータクシーがオレンジ色。
 
現地の方も利用されるタクシーは、まず日本語も英語も通じない。
だが、一般タクシー初乗り200円ぐらい。まぁなんて安いんだろうか。
これもTmoneyが使用可能だ。
あ、ちなみに私が利用したのは、一般タクシー。
 
ただ!韓国の車は運転が非常に(非情に?)に粗い、いや荒い。
どこに行ってもクラクションの音が響き渡り、とんでもない場所でのUターンをする人多数。
信号が赤でもどんどん行ってしまうし、速度は一般道路で100キロ近くで走るのは当たり前。
携帯電話の走行時の利用も当たり前。
とにかく歩行者にはやさしくない。
よくもまぁ、これで事故が起きないものである。
 
さて、次からは食事について書こうと思う。