韓国たび 序章

イメージ 1
三泊四日のソウル旅、無事に終了して帰国。
ソウルは昨日は、1日150ミリという梅雨前線にやられて、土砂降りの雨だったし
出発した今朝は肌寒いくらいの気温。
それが帰って来てみたら、記録的な猛暑だという。
肌寒い場所から数時間で猛暑の場所へと、帰ってきた。
 
それにしても・・・怒涛だった。
凄過ぎてどこから書いていいのか分からない。
 
まず前置きしておくと、今回の旅は、飛行機と宿の手配、
それから空港から宿までの送迎のみが付いていてツアーの類は一切なしで全て自由行動という旅だった。
しかも他の宿に泊まる行程のまるで違うゲスト同士をまとめて送迎するという「混載送迎」で
それぞれ帰国日も泊まる宿もバラバラのゲストが同乗し、空港から近い順に宿にそれぞれを下ろされていく。
 
私たちが泊まった宿は、最果て宿。
全員下ろされてから、さらに30分程走る所に位置する宿だった。
ソウルの繁華街である明洞(ミョンドン)からは40分~1時間程離れている。
一応ソウル市内ではあるものの、
東京で例えていうならば、新宿区と足立区ぐらい離れている。
誰に聞いても、韓国旅行は日本語か英語は大丈夫、問題ないない、なんていうけれど
今回泊まった宿は、僻地だけあって日本語が話せる人は実はいなかった。
片言の英語を話せる人が一人だけ。
こんな所に観光客が泊まるんだね、というような場所である。
普通は食事が何食付いて、バスが迎えにきてどこか観光に出かけて買い物をして、
宿では日本語堪能なスタッフがいて、というのが一般的なパック旅行なのだろうけれど
それとは趣はまるで違う。
 
それでもそれなりに快適に過ごせたし、
何より、観光地としてではなく生活としての活きたソウルを見られたようで
私としてみれば、むしろ嬉しかった。(人によっては困るだろうけど…)
だが、ハングル語がまるで読めない、話せないとなると食事のオーダーも一苦労。
初日に「サムギョプサル」の単語だけ聴きとってもらって、宿の人が直接歩いて店まで連れて行ってくれる。
そこで飲み物や食事のオーダーまで全てしてもらって、食事。
 そんな宿の人におんぶにだっこで始まった今回の旅。
 
もともと私の旅のスタイルはいつもそうだ。
国内旅行だろうが、海外旅行だろうが、それでいいじゃないの。
というわけで旅に誘ってくれた友人に感謝しつつ、今回の旅を振りかえりたいと思う。
 
私は海外旅行に慣れている訳では決してない。
仕事をしていた間は忙しかったし国外旅行に出ようと思う事もなかった。
それゆえ、飛行機は実は今回が2度目。国内線も含めて、である。
搭乗の方法も、出入国の審査も過去に1度だけ経験したのみ。
だから全てが新鮮、それに慣れない事からの緊張の連続でソウルに降り立ったのだった。
 
今回のテーマは「韓国を食べ尽くす事」
思い浮かぶ限りの料理を胃袋が続く限り食べる、という耐久レースみたいな話だが。
 
とりあえず、でも長い行程を経て帰国の途に付き、既にへとへと。
本日はこれにて終了。明日へ続きます。