夜の訪れの違いを肌で感じる

ぶつり、ぶつりと派手な音をたてて雨が降ってくる。
栃木は「雷都(らいと)」と呼ばれる程、雷が多い土地柄だ。
雨とともに、むわっと地面に残った熱気と土、草の匂いがむせかえる。
まだ空には青空がちらりとのぞかせているのに気まぐれに降ってきた雨。
熱気とともにこんな風に大粒のにわか雨が落ちてくる時期になると
あぁ夏が来たんだなぁとしみじみ思う。
 
ところで、先日の酒場紀行に、東京に出かけた時に思った事がある。
 
田舎の夜というのはカエルの合唱とともに始まる。
夜の帳が下りるころになると、田んぼのカエルがどこからともなく鳴き出して
すっかり闇に包まれる頃には大合唱となっている。
それが田舎の夜が訪れる合図だ。
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だけど、当たり前だけど都会にはそれがない。
音もなくするすると陽が落ち、闇が訪れる。
都会の夜の訪れというのはこんなにも静かであっけないものだったかと
しみじみ空を見あげて思った。
 
実は渋谷には辿り着けず、丸の内~六本木の2店舗にて終了。
行けるなら、渋谷も行きたかったなぁ。