セミが鳴かないのは何故?

1日中ひどい雨が降り続いている。
ちょっと出かけるのも億劫になる程。
そんなんで今日は、読書の1日。
 
ところで、雨が降る今日の荒れ模様のお天気はさておき…。
セミの鳴き声で気になった事がある。
朝から晩までニイニイゼミの声は聞こえるのに、
あのいつも、ジィィィィ、と暑苦しさを倍増させるアブラゼミの声も
ミンミン煩い!と言いたくなるミンミンゼミの声も
カナカナカナッと夕暮れ時に何とも物思いにふけらせてくれる、ヒグラシの声も
今年は聞こえてこないのだ。
 
梅雨明けが例年よりも早かったとはいえ、もうまもなく8月。
いくらなんでも、そろそろ聞かせてくれてもいいんじゃない?
(そう思ったら豪雨でそれどころではない感じ)
ちょっと気になったのでネットで調べてみたら、
原発事故で幼虫に影響があったとかなかった、地震の予兆だとかちょっとした騒ぎになっていた。
さすがに、セミの動向まで政府は発表しないだろうし…。
 
だが、ちょっと待て待て。
こうして不確定な不安情報を無意味に拡散させてしまうのがブログの悪い所。
煽られない事。落ち着け落ち着け。
 
少しさかのぼり、今年の春はどうだったか?
そういえば、この辺りでは桜が随分と長く楽しめた。
咲きはじめてからの気温が比較的低く推移したからだ。
どうやら、この春の気温の低さが幼虫の生育と深いこのセミの鳴きの悪さと関係が深いらしい。
 
そうよね。良かった。
 
とはいえ、異例の早い梅雨明けと猛暑の後は、季節外れの台風、
それから続くしとしと、ムシムシ、まるで梅雨に逆戻りしたかのようなお天気。
当のセミだって、地上に出る時期を悩むだろうに。
理由はどうあれ、セミしぐれがない事には夏がやってこないような気がしてならない。
 
皆さまの住む地域のセミしぐれは聞こえますか?