ブルーベリーの最大の敵

ブルーベリーにもいくつか種類がある。
細かな種類は分からないけれど、大きく分けるとハイブッシュ系とラビットアイ系と2種類からなる。
ハイブッシュ系はうんと大粒で平らにつぶれた感じの実。
ラビットアイ系は小粒で丸い感じの実。
種類で味わいも違う。大粒のものは酸味より甘みの方が強い。
小粒のものは、甘みと酸味のバランスが良い感じ。
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こんな感じで大きさがうんと違うのは品種が違うからである。
 
ブルーベリーは、市場では意外と高価なのは
シーズン中何度も採れないし何より手間がかかるからなんだと思う。
毎日ざる山盛り、3日も収穫しないと、あっという間にざんざら地面に落ちてしまう。
油断すれば鳥にも食べられる。
しかもみんな2口ぐらいつついただけ。(食べるなら丸ごとドウゾ…)
 
ところで…ぬっこ最大の敵は、意外と小さい。(虫嫌いの人ごめんなさい。)
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私は日々この小指の爪先ほどの毛虫と戦っている。
その名も「電気虫」または「ロッポンズ」、イラガの幼虫である。
凶悪そうなパンキッシュな見た目だが、見た目だけでなく中身も凶悪である。
黄緑色の身体中に毒針を持ち、直接身体に触らなくても風に舞う毒毛に触れるだけでもかぶれるし
接触ったら、その名の通り、電気が走る程…それこそ飛びあがるほど痛い。
外敵を察知すると、この身体じゅうの毛針から一斉に毒液が分泌されるのだという。
こやつが、意外とブルーベリーの葉っぱの裏側に潜んでいるのだ。
ブルーベリー自体生食するものだし、薬剤はかけられない。
そうなると、この電気虫と共生しなければいけない訳で…。
 
見つけたら触らないように葉っぱごと毛針が飛ばないようにそーっとちぎってご退場頂くのだが
いかんせん裏側にひそんでいるのでうっかり触ってしまう。(しかもどこでやられたのかよく分からない)
痛い、かゆい、水泡になり…。うぅぅ。痛い。
どうもこの電気虫とは仲良くなれそうもない。