検査と入院と

ここのところ、よく出動してもらっている私の愛車。
一般的に車は贅沢品だと言うけれど、私が住む土地では車なくしては生活は厳しい。
大切な大切な私の交通手段の一つ。
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「検査と入院」は私じゃない。
愛車、ポロの話である。
ディーラーは近くにはないので、30キロ走って隣町の宇都宮へ。
 
私の手元にやってきて早いもので3年。
3年で気づけば5万キロ近く乗った。
そういうわけで、今さらながら定期点検、人でいえば健康診断である。
何故今さらかって…なんせ出先でメンテナンス不足で警告灯を鳴らした私だし。
オイル交換は通常3000キロと言われているけれど、
私が使っているのは、1年または15000キロに1度交換すればよいと言われているロングライフオイル。
っていくらロングライフでも、そういえば、いつ交換したかしら…。
ここのところの走行距離といったら、月間3000キロはゆうに超えている。
そう考えたら・・・。この間の警告灯の事もあったし…来週末また松本に出陣予定だし…。
別の警告灯も付いてたし(って付いてたんかぃっ)
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というわけで、重い腰を上げてディーラーにメンテナンスに赴いたわけだ。
「オイル交換と足回りも含めて全て点検してくださる?」なんて軽いのりでお願いしたものの、
2時間半後に戻ってきたメカニックさんの手には赤い字であれこれ書き込みされてる見積もり書類が。
 
・・・がーん、あぁやっぱりか。(気づいてたんかぃっ)
 
実際太ったのに気が付いていても、体重計に乗って数字を目の当たりにはしたくない瞬間とか。
実際それを買わなきゃいけないと気が付いていても、値段を見てそっと今は見ないふりをしたくなる瞬間とか。
そういうのに似ているだろう。
とはいえ、時はこうしている今も刻々と過ぎており、その過ぎゆく時間の中を私たちは生きている。
止まった時間の中に滞留している訳ではない。
もしも、人生を過ごすうちにそんな瞬間が訪れたとしても、
流れゆく時間の中、何かをきちんと直視したり何かを決めたりして前進していかなきゃいけない訳だ。
さもなくば、たゆたう時間の流れとともに自分の思わぬ方向に流されてしまったりもする。
 
ま、そんな大きな括りの話でもなくて、たとえそんな「見ぬふりをしたい」瞬間があったとしても
私の足となり命を預かってくれている車であり、大切な相棒の不具合を見て見ぬふりをするわけにもいかず。
 
というわけで、えいやぁっと現実直視。
そしてその結果…。
はいっ。バッテリー交換とタイヤ全交換、それにファンベルトまで交換決定。
あぁ。やっぱりか。ですよね。こんな額になりますよね。
でもこういう時の切り替えは速い。
高額だからって悩んだって仕方ない。だって必要経費だもの。
 
では、最短でいつ入庫出来ますか?
 
とにかく私のポロ、明後日1日入院決定。
大切な大切な車、私の命を預かってくれているのだから出費も致し方ない。
 
ちなみに…。どうやらタイヤにボルトが深々と突き刺さってたらしい。消えない警告灯の理由はこれ。
ってメンテナンスで入庫するのは明後日なので、今もぶすっと刺さったままだけど…(爆
この形態のパンクはこれで、2度目。それにしてもどうして道路にボルトやら釘やらが落ちてるんだろうか。
でも意外と走れるのである。それが何かの拍子に抜けさえしなければの話だが…(爆