旺盛なる開拓者精神を持って

パソコンとプリンターを買い替えた。
これまた必要にかられて、なのだが・・・。
 
先日は携帯の本体についている充電蓋がぽろりと取れてしまい修理。
車の修理は昨日の記事にしたとおり。
パソコンは許容量オーバーで諸々と不具合が出ていたし
プリンターは紙送り機能がすっかりダウンしてしまい、
プリントボタンを押すとうなりをあげるだけのただの箱になっていた。
 
それにしてもどうしてこうも周辺電子機器類の不具合というのはまとまって起きるものなんだろうか。
私の日頃の行いだろうか。
まるでボーナスでも出たのか?というようなお金の飛びようだが、当然私は無職である。
私の許容量自体すっかりオーバーで泣くを通り越して、開き直りの笑いすらこぼれそうな勢いである。
 
さて、パソコンだが箱を開けて、電源を入れたらそのまま使えるものかと思ったのだが
そういえば、しちめんどくさい「設定」なるプロセスを経なければいけなかったのだった。
買ったのはウィンドウズ7。
出てきたボタンの「次へ」ボタンを押してあとはパソコン任せ。
特にすることもないのだが、放置出来る感じでもない。
 
そしてウィンドウズの模様がはためき、使えるようになってからの作業が膨大。
そうか。無線LANの設定も必要だった。
なんだろう、セキュリティーコードって…。
そうか、メールの設定もしなきゃいけないし前のパソコンからのデータ乗換えも…。
年賀状の住所録なんてどうやって移行させるのかさっぱりわからない。
こういう作業って毎日やるものじゃなくて、本当にたまにしかやるものじゃないから、
実際やり方なんて覚えちゃいない。
何となく、古ぼけてシミがついたプロバイダーやNTTからの資料やら
ルーターの厚ぼったい取説をひっくり返したりしながら意外とやること満載。
 
そして意味不明なりに開拓者のごとく全力前進。
 
きーっ!とか、むーっ!とか擬音をぼそぼそ発しながら粛々と設定やらデータ移行作業。
分からないなりにどうにかなってしまうからいけないのだけれど、
私は実際こういうデジタル作業に詳しい訳でもない。
何となく常に「旺盛なる開拓者精神」で挑むうちに何とかなってしまう、というもっとも厄介な類である。
何となくカタカタ出来るように見えて、実際はそうでもないのだ。
それでも、ウィンドウズ95から、考えてみたら15年以上お世話になっている計算になる。
そういえば、大学時代、実家に帰省するときにブラウン管のどでかいデスクトップパソコンを
バラバラに分解して車に詰め込んで帰ってたっけ。
今思えば、そんな事よくやってたもんだ。
 
とりあえず、無事作業終了。
旺盛なる開拓者精神で…明日は部屋の大掃除でもするか。