泣き笑いの毎日

あと5日!
仕事納めへのカウントダウン中。

とりあえず…クリスマスとお歳暮が重なるピークが22日だったらしい。
気がつけば働いて1ヶ月。出来ないなりに必死。

でも、持てなかった重いものが持てるようになっていたり、
出来ない事が少しだけ出来るようになったり
進歩もある。

ただ、そのゆっくりとした私の進歩と、忙しい状況が合致しない。
進歩以上に求められる事も多々あるし
わからないなりに見よう見まねでやらなきゃいけない事も…

職場では、製造、パック詰め作業、発送作業の3つに部門が分かれている。

手が足りないパック詰めの部門にヘルプに入ったのが昨日の事だ。

部門が違うので、普段に輪をかけて仕事が分からないのに、誰にも教えてもらえない不安と、


求められる高い仕事の質と
それが出来ないジレンマと

分からないなりにやらなきゃいけないプレッシャーと

目まぐるしい忙しさの中で足を引っ張る申し訳なさと
そんなムチャクチャな思いを抱えた中で…

「ミスされては困ります」
「え?!こうする事も知らなかったんですか?」

矢継ぎ早にミスした後の指摘。
今更知らなかったのかと言われても…

緊張の糸がプチっときれた…

ちょっとトイレに外します、と一言。

知らなかったのかと言われても、忙しすぎて教われなかったやるせなさと、迷惑をかけた申し訳なさと。

裏口の暗闇でしゃがみ込み、こらえきれなくなりシクシクおいおい泣き出した私。
あーもう、ざばざばっと派手にオーバーフロー。

そこへ仕事上がりの方が偶然通りかかるものの、とてもとても取り繕えるような状況ではない。

そこには誰もいないと思い、暗闇でわーわー泣いていたのだから…
しゃくりあげながら、訳をかいつまんで話し、ミスで足を引っ張っている事を謝る私。

他部門へのヘルプから製造側に戻る頃には
泣きはらして鼻も目も真っ赤。
どうしたか、というほど肩を落とした私に
皆は心配してくれたけれど、
涙の理由は話さなかった。
話せばただの愚痴になる。誰かが悪い訳じゃない。
ただ私が流れに呑まれただけの事。


そして今日。
その方から手紙と、お菓子を貰った。教えられる状況でなかった事の謝罪と頑張るあなたへ、と。


じーんと嬉しかった。


やれる事を、やれるだけ精一杯。
たまには辛い事もあるけれど、
私なりに精一杯頑張る日々。


泣いても笑ってもあと5日。