私は私の道を行く!

昨日の事があって、今日は何だか自分の中でわだかまりが残ってモヤモヤした1日。
とりあえず意地になって電話を取ることにする。
私の出来る精一杯の予約の人達への仕事の貢献。
一晩考えたけど、やっぱり私は他の人の仕事を断れない。
予約の人は相変わらずで、人手が欲しいので少し手を貸してほしいという他の部署からの依頼を
今予約の仕事で忙しいから出来ない、と断っていた。
私には出来ないし、何よりそんな風にしたくない。
それは私の信条に反する。

業に入れば業に従えという言葉がある。
だけど1日電話を受けオフィスに篭りっきりのその閉鎖的な空間で過ごす事で
彼らの感覚が麻痺してしまっているとしか私には思えない。
業に入っても私は従わない。譲れない。
私は私のやり方で仕事をする。
それを曲げたら何でも屋を自負している私ではなくなってしまうから。
所属は予約だけど私は何でも屋でいたい。
人の仕事ややりたくないと投げた仕事をどんどん拾ってきてしまう私は
きっとただのお人よしなんだろうけどそれでも構わない。
それが私だ。

珍しく予約の人たちが全員早く帰ったので、
違和感を覚えたその出来事をウェディングプランナーの姉御に相談した。
姉御の答えは、悩みながら結論を出した私の背中を押してくれるもの。
そうだ、私はやっぱり間違ってない。

1日経って昨日からかかっていた重たい雲が晴れた。
そして帰り道に洗い場のおばちゃんの依頼されていたネームプレートを作る。
毎日遅くまで働くおばちゃんへの労いのお手紙を一緒に付けて、
封筒に入れて明日おばちゃんの手に渡るように申し送り。
これでいいんだ。