夏祭り

　

金曜、土曜、日曜と地元の夏祭り。
日本の祭り100選に選ばれているらしく、毎年かなり盛大で市を挙げての一大イベントである。
金曜は宮出し、おみこしに載せて神様を神社から出す儀式、土曜は花火大会とおみこしを川に入れる儀式、
そして今日日曜は宮入れ、つまりおみこしに載せて練り歩いた神様を神社に戻す儀式…。

別に見に行った訳でもなかった。
たまたま近所にガソリンスタンドに行っただけだったのだけれど、
神社に向かう山車とお神輿とそして沢山の人の列に飲み込まれて立ち往生。
神社の方向に私は帰りたいのでもうしばらく道は通れない。
別に急いでいた訳でもなかったので、そのままデジカメを手にお祭り見物をすることにした。

私の前の会社の元上司や知り合いでお神輿を担ぐ人が結構いて、
案の定見ていたら知っている顔がちらほら。
実は私にとって結構身近で、前の会社の時には借り出された事もあったっけ。
顔を真っ白に塗られ、山車の先頭を歩かされた苦い記憶がふとよみがえる。
そんな記憶にひとり苦笑いしながら、知り合いに声をかけてなんとなく世間話。

それにしてもお祭りの熱気は凄い。
あの独特の掛け声、お神輿を担ぐ人たちのリズム取り。そしておはやしの太鼓と笛の音…
よくよく考えたら不思議な儀式だけど、何だかワクワク。
こういうイベントものは嫌いじゃない。