報われない1日

いろんなことがありすぎた数日。
落ち着いたらぼちぼち書きます。とりあえず今日の怒涛。

今日はホテルでのコンサートイベント。
日帰りのお客様が多数いらっしゃるので私は応援要員、のはずだった。
ところがお休みが明けて出勤してみたら、応援どころかスタッフがいない。
フロントもレストランも忙しくて人は出せません、だそうだ。
…私だって暇じゃない。

とりあえず誰もいない。やるしかない。
応援要員はいつもの間にか何でも屋コンビになりつつあるウェディングの姉御。
助けてくれそうなスタッフにお願いして、駐車場の誘導の手配や看板を製作し
バスでいらっしゃる方のために私はバスに乗車し駅でお出迎え。
戻ってきたら今度は諸々の手配。
そのうち受付が始める。

気が付けばメインで動いたスタッフは
経理
通販部門物流センターマネージャー
ウェディングプランナー
予約顧客管理の私。
…どうなってんだ。これ。
忙しいと言っていたレストランは実際には人が余っていて自分達の食事を用意していたり。
ちなみに私は結局1日食事抜き…。

始まった頃、帰りのバスが心配になり確認したらフロントは知りませんの一点張り。
30名近くどうやって帰るのか未定。
仕方ないので、姉御と2人で走り回ってひとりひとりに確認し、
ちゃんと全員バスに乗せて無事に皆様お帰りになった。

忙しいのは嫌いじゃない。
ただ、何日も前から手配をしていたマネージャーが当日知らないと言い、
実際当日の寄せ集めスタッフで全て手配し直すというのは納得いかない。
さらに、うまくいかないのに腹を立てたGMに当り散らされて暴言を吐かれ。
悔しさのあまり涙をためて拳を握り締める。
姉御を見たら、同じように涙をためて拳を握り締めている。
納得いかないのは姉御も一緒。

気が付けば日が暮れていた。

こんな日は全てがうまくいかない。
夜落ち着いて帰ろうと思った頃にとった電話。
結婚指輪をなくしたという前日帰ったゲストからのものだった。
もうその方が入っていた部屋には別のゲストが泊まっていて確認は不可能だというのに
大事なもので急いで確認したいので部屋に見に行けという。
忘れ物リストにもない。
明日、チェックアウトされてから確認するしか手段がないと話したらお怒りの様子。
確認して折り返すと1度電話を切り、今出来る最善の方法をとる。
今出来る最善の方法は、忘れ物保管場所を再度確認し、
清掃で間違えて捨てた可能性も含めてゴミを全部ひっくり返すこと…。
半分泣きそうになりながら今日出たゴミを全部開けて確認。
ゴミ庫でしゃがんで黙々と作業をしていたら、やってきたのは姉御。
偶然通りかかった、と言ってたけど、こんな所偶然通りかかる訳がない。
電話で話をしていたのを聞いて、手伝いに来てくれたらしい。
そんな姉御の気持ちが涙が出る程嬉しい。

結局2人でゴミを全部見たが見つからず、お客様に電話をしたら
明日また清掃の時に確認してくれればいい、とご立腹されて電話を切られた。
なんだか報われない1日…。