オートリバース

急性胃炎

リバーススイッチが入ったのは月曜の昼のこと。
そこから何を食べても、オートリバースモードな日々。
まるで健康ランドの温泉吐き出し口についているセンスのないライオンの置物みたいな有様。
あえなく月曜は早退して昨日は休み。
なんとか少し復活して今日は4日ぶりのまともな出社。
何故4日ぶりかというと土日はアルバイト。
そして休み明け出勤早々にダウン、ということだ。
最悪のタイミングである。
医者に行ってみたら急性胃炎だとのこと。薬を飲み様子を見る。

とりあえず復活はしたもののまったく食欲がない。
肉食の私が肉も油物も食べたいと思わない。大丈夫か?私。
普段こってりしたものを食べすぎなのでたまにはこんな日々もいいのかもしれない。いや、よくない。
こんなの私じゃない、と思ったのと
実は食べて見たら案外平気かもしれないと思ったのとで
それまで水分とお粥やうどんなどしか食べていなかったのに
ベリーとカスタードがたっぷり乗っかったデニッシュを食べてみた。
案の定・・・気分最悪である。まだ駄目なようで慌てて医者からもらった吐き気止めを飲んだりしてみる。
いい歳をして、相変わらずバカな事をしている自分。
だけど、そんな時にうしろめたい思いを抱きながら食べるパンは
なぜだか禁断の味で100倍美味しい。

そういえば思いだした。
昔、父親がひどくおなかを壊していながら、
クリームがたっぷり入ったコッペパンがどうしても食べたくなり隠れて食べ、症状が更に悪化し、
そして隠れて食べたのが母にバレてひどく叱られたということを。
何だか同じような事をしている自分。血は争えないということか。