空白の7日間

年に一度の大型連休…だというのに正直言って鬱だった。
鬱と休みが重なって、なんだか悶々とひとりで過ごす日が多かった。
せっかくのこのまとまった休みを半年以上も前から楽しみにして、
大好きなスノーボードに行きまくるはずも
家からというより布団から出る気もせず、
とにかく引きこもって時間だけが過ぎた。
いろいろ要素はあったんだけど多分最大の理由は。
お休み始めの会社の飲み会の席でのある上司のひとこと。

何があっても平静を装うこと。
そう言いながら、隣に座っていた
テーブルクロスの下にある上司の手は私の太ももにあった。
やめてくださいよ、と笑って逃げて誤魔化したが、
いやいや、笑い事じゃなくて、
今年はそういう関係になりたいよな、とにたっと笑った。
平静というのはそういうときに平静を装えということなんだろうか。
そういう関係ってどういう関係なんだろうか。

私は仕事が好きで頑張ってきたつもりだ。
それを認めてもらえたり私の意見を取り入れてくれた部分も沢山あった。
だけど。結局のところ、認めてもらえたんじゃない。
ただ下心からだったということか。
今まで私が頑張ってきたのはいったいなんだったんだろう。

去年1年頑張ったで賞なる「Employ Award」は、
私じゃなくって、別の子がもらってた。
別に賞なんか要らないしそれに対して悔しいとかそんなことはない。
私よりも賞をもらった人たちの方が頑張って実績をあげてたと思う。
だけど、なんかその賞の授与式を見てて
結局自分の仕事なんてどうでもよくて誰も見てなかったんじゃないかって。
私がやってきたことは無意味だったのかって。
賞をもらう為にやってるつもりもない。
だけど、ただ仕事を任されたり認めてもらえてたと思ってたのは
ただ私とどうこうしたいとかいう下心が全てで、
私がどう仕事を進めようが、そんなこと、はなからどうでもよかったんじゃないかって。

否。
上司に取り入る為にやってきた仕事じゃない。
自分がゲストの為に納得いくようにやってきたこと。
それをどうとられても関係ない。私は私だ。

明日からお休みが明けて仕事だ。
大丈夫。いつも通り頑張れる。
私はそんなことで負けたりしない。
って気持ち整理するのに1週間要したけど。
ああ私の大型連休があと1年後までおあずけだ。なんてこった。
1週間がこのブログの如く空白のまま終わってしまった。