誰か私を叱ってください

今日は定時で上がろう、と意気込んで取った最後の電話。

エステの予約変更だった。
だがその女性、早口で矢継ぎ早に用件を言い始め、非常に分かりにくい。
状況が即座に把握出来なかった私はゆっくり確認しようとした。
すると女性は急に怒り出す。『ちょっとあんた何いってんのよ。』
???あれれ。様子がおかしい…あーあ。怒ってしまったよ。
内心ため息。まるで瞬間湯沸し器状態だ。

正直言うとヒステリックな方は苦手である。
もうこうなると確認もへったくれもない。
とりあえずどうしたものかどうにかしなければと私なりに焦りながら確認を続ける。
ところが『12:30から、』といいたかったものが私の口から飛び出た言葉は『12月30日』…。
それこそあんた、というより私何いってんのよ。と自問自答したくなりそうな勢い。
当日の担当者を確認したいと話題が少しそれたのをいい事に電話を別の部署に回して終了。

多分私は怒られなれていない。冷静に考えれば何てこともないのに。
慣れていない事はうまくいかない事もある。
慣れない、苦手だと逃げれば余計に克服できない。
どうせなら毎日誰かに叱られ続けていたら、
舞い上がらずその時にどう対処すればいいのか分かるかもしれない。
だから、誰か私を叱ってください。(そんな言い草ですが決してマゾではありません。)