ロハスって何さ

ロハスな人たちのことで考えた。
ロハスとは自分の健康的なライフスタイルに気をつかいながら、同時に地球環境や
自然保護に気をつかう人たちの総称して言う造語でここ数年で爆発的に耳にするようになった言葉。

食べ物は有機栽培、オーガニックなもののみ、顔の見えるものしか食べない。
車は乗らない。乗るならハイブリッド車または小型車
ホメオパシーなんかに関心があって自然治癒能力や自己免疫能力を信じて
あまり薬は飲まないようにしている。
ヨガやフィットネスで体を動かす事も忘れない。
家は環境に配慮したような設計、家具や家電もエコロジカルなもの。
こんなライフスタイルだろうか。

確かに地球に『住まわせてもらっている』中でそんな意識は大切。
だけど、なんとなく商品に『○○さんちの』と付ければ売れてしまったり、
放し飼いの鴨、幻の豚、なんてそんな響きに
踊らされてしまってるんじゃないかなぁなんて思う事もある。
そういう趣向が増えてくればそれを商売にする人も出てくる。
それを食い物にするのは良くないけど、
踊らされてしまう消費者がいればそれを食い物にする側がいるのも事実。

別にロハスを否定するつもりはない。いいことだ。
だけど例えば、ロハスな生活に憧れて今使っている車を廃車にして新車を購入するのなら
今使っている車を大切に乗る方がいいんじゃないかなぁなんて思ってみたり
それを流行り物みたいに捉えて飛びつくのはどうかなぁと。
流行るというのは廃るということ。
それは流行らせるものじゃなくて続けなければ意味がないんじゃないのかなあなんて。
私がいいたいのは取り入れられるものは取り入れたらいいし
自然な形でそれを取り入れて長く続けなければ意味がないということ。
ライフスタイルってそんな簡単にある日突然変えられるものじゃないと思う。