引越しの見積もり

引越し屋さんが2社、うちに来た。
インターネットでぱぱっと見積もりを取るのも可能なのだが、
引越し業者が実際に家に来て荷物量を確認して見積もり額を出し
値段交渉をするのが一般的なんだろうか。
知らない人が部屋に来るというのには非常に抵抗がある。
掃除しようと思っていたのだが、午前中寝坊して布団を上げるので精一杯。
しかも荷物量の確認なので、どこかに詰め込んで隠したりとかそういう訳にはいかない。
…ああぁそこは見ないで、な気分。整理整頓はどうも苦手だ。

テレビが何台、冷蔵庫、洗濯機…衣装ケースは何個…こんな調子で確認して
更にダンボールに入れる荷物の確認の為にキッチンの下の扉まで開けて中を確認。
午前中来た大手会社はさくっと確認してぱぱっと値段を出す。
値段の内訳の説明もなければ値引き交渉にも応じる余地なし。
午後来た中小会社は念入りに確認した上に
すごく親身になって荷物量を測定して見積もり内訳もかなり細かく説明。
他社見積もりでこの値段が出た、と話したら値引きもしてくれた。
出された金額は底値よりは少し高いけれど好印象。

結局実際にインターネットや電話見積もりも含めて見積もりを出したした会社6社。
地方なので近くに支店がないと断られた会社2社。
底値から最高値までの値段差、なんと7万!…どうなってるんだいったい。
営業の人との話のやりとりでどの会社とも共通したものがある。
皆、本当に必死。皆即決を迫るし、
「ここで即決してくれるなら更に**円値引きするから、お願いします」とありがちな頼み込みから
「生活がかかってる」「件数が欲しい」「これを取れないと上司に叱られる」と泣き落としまで。
競合他社が多い中で熾烈な顧客獲得合戦なんだろうけれど、
この方達、完全歩合で仕事しているんだろうか。
それにしても可哀想になるぐらい必死だ。
もう少しスマートな話術はないものだろうか。
まさになりふり構わず…な感じである。同じ接客でもこういうのスタイルは嫌だな…。

大体出揃った金額は予算よりはとんでもなくオーバーなのだが、
どうやら私の予算見積もりが甘かったらしい。
私の場合移動距離が長いので前日に必要な荷物を搬出してしまい、
当日現地に到着する仕組み。だから値段も2日分…。
両親に手伝ってもらうにも荷物量が多く長距離なので頼むのも申し訳ない。
仕方ない出費なのかな…。
そろそろ決めなければいけないのだが値段が値段なので決めかねている。

新居の契約も仮のままでまだ済んでいないのだが、
よくよく不動産屋との話のやりとりを振り返ってみると
どうも退去時トラブルになりそうな、ぼったくりの契約設定になっていそうな予感で
内容をきっちり確認して場合によっては交渉しなければいけない。
この話はまた今度。…って1日何回更新すれば気が済むんだ、私は。