日本の食生活が危ない?!

有給休暇生活もそろそろ1ヶ月。
脳みそが腐りそうなのでたまには社会問題も考えてみる。

最近ラジオのCMなどで、
食べ物を作り過ぎない事、というのをよく聞く。
食材を無駄にしないことで生ゴミを減らせる、ということだ。
そうか。なるほど。
確かに私の悪い所で、作りすぎる。買いすぎる。
お腹が空いてスーパーに行くとあれもこれも買いすぎて
気が付くと冷蔵庫には賞味期限切れの食材の山。
1人暮らしだというのに3人前ぐらいのおかずを作ってしまう。
(もっとも大抵残さずきっちり食べてしまうが…あ、だから太るのか。)

食材を無駄にしない、という観点はゴミを減らす以外の意味でも必要らしい。
先日運転しながら聞いていたレディオベリーのB☆BOXという番組で岡田真善さんが言っていた。
今日本の農業従事者は6割以上が高齢者になりつつあり、
このまま後継者がいないまま彼らが引退してしまえば
今後2、30年の間に日本の食料自給率は大幅に減るであろうと。
こりゃ大変だ。

そんな話を聞いていたら、先日NHKで見た番組で
好きな物しか食べないライフスタイルの子どもが増えている、と言っていた。
夕ご飯がレトルトの豚丼だけ(ちなみに玉ねぎは嫌いなので除いて食べるらしい)。
朝ご飯が甘いロールケーキとヨーグルトハンバーガー1個というのもあった。
それが当たり前の食生活。
まるで給料日前にお金が尽きて
備蓄品のシーチキンをおかずにご飯とあおさの味噌汁ばかり食べている
私みたいじゃないか。
もっともそれは私みたいに浪費しておかずを買うお金がない訳じゃない。
野菜や魚が嫌いで残し、食べないので、
子どもの好きなものだけ食べさせているからだという。
そのせいで肥満や栄養の偏った子どもが増えているという。
当然だろう。
そういや私も煮たネギやピーマン、シイタケなど食べられない物があり
それらを無理矢理食べさせられた事もあったっけ。
そんな努力をしてもちなみに煮たネギは大人になっても食べられないが…。

食材を大切に食べようという動きがある一方で
好きな物しか食べないライフスタイル。
なんだか変だ。