気が動転

祖母が亡くなった。94歳。大往生だ。
祖母には小さい頃ピアノをずっと教わっていた。
早とちりでそそっかしくて人の話をあまり聞かない。
電話してきても自分の用件だけ言ってさっさと電話を切ってしまう。
たぶん歳を取ったら私もそうなるんだろうなぁという
この祖母から受け継いだ部分はなぜか結構多い私。
社会人になってからは忙しさにかまけて疎遠になってしまったけれど
思い起こせば思い出はたくさんだ。

今日は中抜けで早朝から仕事に出て、昼寝に家に戻っていたのだが、
母から連絡を受けてそのまま退社扱い。
もともと入院しておりあまり具合が良くなかったのだが、
いざ訃報の連絡がきてみるとやはり動転する。
そのまま飛び出して事故でも起こしたらいけないので、
一度落ち着こうと思いなんとなく部屋の掃除をしてみる。
洗い物をして掃除機をかけ冷蔵庫の片付け・・・
落ち着こうとやっていたこととはいえそれも今やるべき事ではない気が。。。
やっぱり動転している時の動きはおかしい。
ああ家を空けるというのに鍋1つ作ってしまった野菜スープ、どうしよう。
捨てちゃうのももったいない。

数日家を空けるのでメールで片付く仕事は片付けてようやく一息。
これから突然のロングドライブである。
実家はインターネットがつながらないのでしばしのお休みである。