苦情を頂いて肝に銘じた日

ああ悔しい。

今日は休日で混みあっていた。周辺の道路も、到着も。
混雑でお待たせするのを回避するために駅からのバスでの到着ゲストを通常とは違う方法で誘導した。
だがその誘導の際もお待たせし、結果ゲストを怒らせた。

待たせるというのは全てにおいてマイナス要因になる。
待たせる状況の際は必ず声かけしてケアする。
これ鉄則。

待たせられているゲストは忘れられていると感じやすい。
お金を払って滞在をするということにはもてなされる優越感を感じたいと思う心情は誰しもある。
そこで少しの時間でも放置されたと感じる事で苦情に繋がる。
あるつまらないミスでオペレーションが混乱し、その中で焦ってあわてたのが全てもの敗因。

お客様はかんかん。こちらは平謝り。
ケアしようにもどうにもリカバリーできない状況。
滞在の際に少しでも挽回できるだろうか。

本当は音楽を聴きながらウェルカムドリンクを召し上がっていただき
ゆったりご案内出来るはずだった。
他愛もない話をしながら滞在に対する思いを膨らませて頂くはずだった。
だけどそれは叶わなかったんだ。もう時間は戻らない。

そう。一組一組と接するその瞬間が真剣勝負なんだ。
そのゲストに対してやり直すとか次のチャンスはない。
当たり前に毎日する仕事に対して、気を引き締めなきゃと仕事への重みを誓った日。