冬至

日付は変わって昨日になってしまったけれど・・・二十四節気で言う冬至
1年で一番日の短い日だが、この日にかぼちゃを食べ柚子湯に入ると風邪を引かない、と。

こういう日本らしい風習は好きだ。

かぼちゃを煮ても独り暮らしではそんなに沢山食べられないのでパンプキンパイで代用(邪道?)
そして柚子は先日実家に帰ったときに近所の庭で沢山とれたというのも幾つかもらってきたので
それをお風呂に入れて入った。
・・・もったいないのでお風呂に入れたのは1つだけ。
近所の庭で取れたので無農薬は保障付きである。

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ちなみになぜ柚子湯かというと・・・
柚子湯の由来はこうである。













冬至の読みは「とうじ」
その『とうじ』と湯につかって病を治す『湯治(とうじ)』にかけており、
更に柚子も『融通(ゆうずう)が利(き)きますように』という願いが込められているという。

ゆずの精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質があり
これらは新陳代謝を活発にして血管を拡張させて血行を促進、
ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり、カゼも治るといわれている。
そして含まれるビタミンCは美肌効果も・・・。


私は前のホテルの大浴場の季節湯に掲示するうんちく担当だったので
他にも菖蒲湯の由来、ラベンダー湯、ミント湯、カモミール湯・・・うんちくはいくらでも笑
こんな説明書きの後に『ゆったりとお楽しみくださいませ』と続くわけだ。
そのほかあまった柚子はこれまた実家からもらってきた
大根を甘酢漬けにしたものの香り付け用に削り取られ、
砂糖漬けにしてあとから柚子茶にして飲もうと刻まれ写真の柚子たちは天寿を全う。

こういう時間を過ごしてるとなんだか日本人でよかったなぁと漠然と思ったりする。

・・・ちなみにかぼちゃの名前の由来は
ポルトガルから日本に伝わったからときの
ポルトガル語の『カンボジアアボボラ(カンボジアの瓜)』が約まって『かぼちゃ』。


どうでもいいうんちくだ。
小さい頃の愛読書が雑学辞典だった私の頭の引き出しには
どうでもいいことしか入っていないらしい。