工芸花茶 恋愛運急上昇?!

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中国茶の中で私が最も好きなお茶である。
お茶の葉の見た目は丸いお茶の蕾みたいなものだが
お湯を淹れると最初に外側の蕾状の茶葉が開いて
最後に中に入っている花が開く、という目にも楽しいお茶。

今日のアロマのレクチャーの中で
たまたま頂いたものだったのだけれど
実はこのお茶、たった一つを作るのにも
びっくりするぐらいの時間と人手がかかっている。
長いお茶の葉をぐるっとまとめて
その中央に金木犀カーネーション、ユリ、ジャスミンなど花を一輪。
それらを根元でしっかりと木綿糸で束ねたもの。
お茶の葉は乾燥させない生葉、
花もドライではない状態でこの作業が行われ、
その後で茶葉にジャスミンの香り付けをし、適当な状態まで乾燥させて完成。
生の葉も花も切れやすいので、細心の注意が必要だし、
香り付けも乾燥もそれぞれ時間がかかる。
お茶の葉の中に花を込めようなんて普通考えないと思うのだけれど
さすが中国四千年の歴史なんだろうか。職人技と遊び心を感じる不思議なお茶だ。

私はこの蕾にお湯に注いだ瞬間にふわふわっと息を引き返していく様子を
じっと眺めている時間がすごく好きだ。

パッケージに花茶占いと書いてあった。

オレンジ色のゆり・・・対人関係良好、同時に金木犀の花がヒラヒラ舞えば人気運急上昇
白いジャスミン・・・仕事運良好、高く伸びれば大吉
紫色のカーネーション・・・恋愛運良好、大きく咲けば咲くほど絶好調
黄色い菊・・・金運大吉、赤い千日紅とともに咲けば勝負運最高

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ちなみにお湯の中で咲かせた大輪の花は・・・
紫色のカーネーションだった。
私の恋愛運は好調、だそうで。本当か?!