弱火でコトコト

どうやら私は帰ってきてから
鍋に1/3ほど残っていたシチューを食べようとして鍋に火をつけたらしい。
なぜ『らしい』かといえば、あまりに疲れすぎて帰ってからの記憶がまるでないから。

家に帰ってソファーに座ってからの記憶がぷっつり途切れている。
2時間ほど経って次に記憶が戻った時、部屋に充満した焦げ臭いにおい。
何のにおいだかわからないけれどただならぬ気配。
もしかして大家さんの家が火事?もしかして下の車庫から?
外を見回したり部屋中見回っても原因が分からず、
とりあえずお茶でも飲もうかとキッチンに行ったらガスコンロに火がついてる!
・・・しかもシチューが入った鍋から煙!
原因はこれか!

とりあえず火を消して、蓋に触れない程熱くなっていたので
流し台に移動。水をかけて無事消火。
弱火でコトコトなんて場合じゃなかった。
まるで通販の番組のデモで見る鍋のこげつきみたいな黒こげのかつてシチューだった炭。
危うく発火寸前。
ふぅ危ない危ない。