ミッション遂行

どうにもカニが食べきれず、諏訪の姉の家に届けることにした。
途中相変わらずの寄り道ドライブ。

イメージ 1
白樺湖への抜け道を走る途中にある
どうみてもプレハブ作りで非常に地味なのだけれど
望月高原アイスクリーム、ヨーグルト
という看板にひかれてなんとなく立ち寄る。
とりあえず飲むヨーグルトを買いその場でゴクゴク。
思い立って更に姉のお土産にアイスクリームを購入。
そして最後にソフトクリームを食べながら運転再開。




その先は勾配のきつい細い山道なのだけれど、
何となく食べたくて買ってしまったソフトクリームを片手に山道をぐんぐん上る。
右手のハンドルに集中。でも左手のアイスも気になる。
カーブを曲がって一口食べようとしたら、二人羽織がアイスクリームを食べさせるのを失敗したが如く
顔のど真ん中にヒット。
あららやっちまった。・・・いい年してソフトクリームまみれの私。

それからちょっと時間調整で温泉に立ち寄り。
蓼科高原の滝の湯。野天風呂、という看板にひかれたからだ。

イメージ 2
館内通路を進む途中に見える渓流。
大きなホテルの温泉だから仕方ないのだが、日帰り入浴料1500円。
・・・高い。
高いけどさぞいいお湯なんだろう。
景色に高まる期待。









イメージ 3
ロケーションは良かった。
だけど、循環するのに必須の塩素の大量投入のせいで
温泉のはずなのにお湯からはプールみたいな臭いがする。
せっかく山奥の温泉なのにもったいない。
大規模ホテルの温泉でかけ流しを期待するなんて、
無理な話だけど、うちの会社の日帰り温泉施設は
スタッフは無料で入れてかけ流し。
そう考えると更に何だかとても損した気分。

救いは、チェックインが始まったばかりの時間のせいか
大きなお風呂が独り占めだったこと。
泳ごうが歌おうが、私ひとりだ。


帰り道にエレベーターの脇にすまして立っていた女性スタッフ。
ずっと立っているのが大変なのは分かるけど、
学校でよくある『やすめ』の姿勢。足元が開いており立ち姿が美しくない。
そう思いながら私が通り過ぎる瞬間、気づいたらしく開いていた足をすっと戻す。
いまさら戻してももう遅いって。
・・・どこへ行ってもやっぱり立ち居振る舞いを見てしまう私。
職業病だ。

そんな紆余曲折を経て、無事にミッション完了。
姉の元にカニとアイスクリームは届けられたのだった。