社会復帰へのカウントダウン

社会復帰へのカウントダウン・・・明後日からはまた仕事である。
日常の生活、すなわち山へと帰ってきた。
ああやっぱり家はいい、と思うのかなぁと思ったのだが何だか不思議な感じ。
見慣れた風景、変わらない自分の家。

更に困った事にどうもまもなく仕事に戻る実感がまるでない。
休み中の今まで、日に送られて来る数十通の仕事のメールはずっと目を通している。
だがゲストと接して背筋を伸ばして張り詰めた状態に戻る実感がないのだ。
実感があるもないも関係なく時間は過ぎていく訳で
明後日の昼頃には出勤するのだけれど。

この休みのおかげで食欲も戻ったし笑顔も戻った。
お腹が一杯なのにまだ美味しいものを食べたいと思う
底なしの食欲のいつもの自分。
おかしな発作も影をひそめて非日常の中で日常の生活。
両親や友人には、体調の事は何も話さなかったし
特に両親は分かっていても何も言わなかったんだと思う。
多分それが一番私にとっていいことだから。

そして日常に帰ってきた今日。
・・・大丈夫かな。
・・・やれるかな。
同じ環境に戻る事で、抱える問題と向き合うのはやっぱり不安だ。

だけどこの先自分がこの仕事で頑張るために
たとえ環境を変える選択をすることがあってもそれは今すぐのことじゃない。
この先自分が笑ってこの仕事を続けていくためには
今このときを乗り越えなきゃいけない。
山登りと一緒で、歩みを止めたらそこにはたどり着かない。
急ぐ必要もないし寄り道しても立ち止まってもいいけど歩くのをあきらめちゃだめ。