カメラを首から下げて

新品のカメラを手に冠雪した浅間山を撮りに行こうと思ったのだが、
何を思ったか道を間違え草津を目指していた。

草津に着いてみたものの週末で人があふれかえっているのでパス。
その先なんとなく進んだら草津白根山が。
これまた混んでいそうなのでパス。
でもせっかく来たので草津白根山から志賀高原までドライブすることにした。

山肌をぬうように走る志賀高原まで向かう道路。
来月中旬には冬季閉鎖になる
この道路は草津と志賀高原を結ぶ、
日本で一番高い場所を走るとても開放的な景色の国道。
景色も空気も青空も最高。

途中で車を降りてテクテク散策。
この辺りは白樺の木と低い木々ばかりだ。
よく見ると赤く紅葉した葉に紫色の実が付いている。
こりゃ食べるしかない。
とりあえず口に入れてみる。ブルーベリーのような味。
その後お腹が痛くなったりしなかったので
とりあえず毒はなかったと思われ。

見事な雲海。
そう。ここは雲が生まれる場所だ。
どんどん湧き出してそして広がっていく。
自分が雲の上にいるのは不思議な感覚。
雲海にカメラを向けるおじさん、多数。
その中に混じる私はなんだか異質な感じ。
こういう時に三脚があると撮りやすいのね。ふむ。
レンズも望遠のと広角の別付けのものがある様子。
（こうして写真にはまっていきそうな予感）

志賀高原から細い細いわき道にそれて、
山之内町、山田牧場へ。
途中西日に照らされた見事な紅葉の名も知らぬ山。
その先山田牧場までの道で
なんともビックリな出来事に見舞われたのだけれど、
それはまた次の話。