ぬっこ都会で開き直る

今日から数日、出張である。
天下の剣からは離れて、高い場所にはいることはいるが
窓から見える景色はビルの赤い点滅のライト、である。
気分は攻殻機動隊。(こうなるとただのオタクである)
頭は仕事モードだけど、何となく肩の力が抜けたように思うのは
私の中で一皮むけたのか、開き直り居直ったのか。謎だ。

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それにしても最近のビジネスホテルって
とても快適でキレイだということに驚いた。
内装や雰囲気の作り方がうまいなぁ、と妙に感心。
素直に部屋に泊まる以前にコスト面など考えてしまう。
もっと狭い部屋をイメージしていたけれど、
シングルでも圧迫感も全く感じずむしろ快適。
部屋着が2枚あるのは謎だけど、
多分汗かきの私を見越しての先読みなんだろう。
そうだ、そうに違いない。きっとハウスキーピングさんのミスじゃない。
そうだそうだ。着ないが、多い分に越した事はないし。
言い聞かせる私。

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仕事の打ち合わせの前に腹ごしらえ。
おなかが減った、メシ食わせろとわめいて
上司を困らせる私。
仕事の話に白熱しつつ、目の前の湯葉刺に首っ丈。
逆に食べ物を与えてさえおけば
多分仕事はきちんとする、ともいえる。
そんな私の暴虐無人ぶりに
同行していた唖然として言葉を失う同僚。
大人気ない私。スミマセン・・・。
でも、決して偉そうに振舞っている訳ではない。
(メシ食わせろ、と言う時点で十二分に偉そうだが)
一緒に働く対しての敬意や仕事への思いやサービスや考え方に対しての尊敬の念もある。
いろいろ率直に話す上での垣根を感じずにいられる信頼があるからこそ、
暴虐無人に振舞えるのかな。

・・・とはいえ、一般的に見てぎょっとすることを平気で口にする私。
そういえばたまたま従業員食堂に居合わせた前々職の当時の総支配人に
休憩のときにデザートを作ってもらった事もあったっけ。
(つくづく無茶苦茶なことをしていると思うけど・・・)
何よりも、そんな振る舞いに対して
目くじら立てずに流してもらえる周囲の方々の懐の広さに感謝。

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都内に出るたびにいつも思うのだけれど、
いつ来てもちょっとアミューズメントパークに来た気分。
移動中、くるくる変わる窓の景色が嬉しくて仕方ない。
レインボーブリッジを渡り、
東京タワーを眺め、国会議事堂を通過し。
私にとっての非日常は温泉地でも緑の山々でもなく、
こんなノッポの高層ビルが立ち並ぶ景色なのかなぁと
つくづく思う。
写真は楽しげな歓声が遠くかすかに漏れ聞こえてくる
カラフルな屋形船たち。
携帯で撮っているのでカラフルに見えないのが残念だが。

いやぁあれに乗って食事してみたい。