ワッショイまぐろ祭り

出張でいろいろ見てきた業者の選定に入らなければいけないのだけれど、
今日は休みと決めていた。
昨日は身体のための休日、今日は心のための休日。

そして心の休日、で出かけたのは・・・沼津!
山から海へ、たったの1時間。あら意外と近いのね。
名づけてワッショイまぐろ祭りである。(あいもかわらず阿呆である。)
週末で混雑するのは予想していたので昼食のピークの時間を外して動いたものの・・・

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春の陽気に誘われて、あちこちから魚を求めて来た人の波。
行き先はボリューム満点の定食屋さん、丸天。
お店は探すまでもなく人だかり。行列が出来ていた。

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お店の入り口のウェイティングリストに名前だけ書いて、
とりあえず周囲を探検。
周囲から聞こえてくる話し言葉の語尾に『だら~』とか『ずら~』と
あまり耳覚えのない響き。この辺りの方言のようだ。
カメラを首から下げて物珍しそうにこの時期旬のキンメダイのキラキラしたビー玉みたいな目を眺めていたら、
危うく満水の水槽を積んだフォークリフトにひかれそうになった。危ない、危ない。
まるで漫画の一こまみたいに『おぉっと姉ちゃんアブネーだろ!』と叱られる。
おぉ~、これぞ海の男!(叱られたのに、それにも感嘆。ちっとも懲りていない。)

ちなみにカマばかり煮付けたものが並べて売られていたけれど、
私の頭に浮かんだのは、遠山の金さんが『打ち首獄門!』と裁いた映像。
いやいや縁起でもない。間違いなくこれ美味しいのだから。
そして、大口を開けたまま揚げて積み重ねてあるカサゴ
とんでもない大きさの円柱形の海鮮かきあげ。
かきあげ、食べてみたいけど絶対に一人で完食は無理だ。
それにしても何故円柱形なんだろう。
そもそもどうやって食べたらいいんだろう。
誰かと来ていればノリで挑戦したかもしれないけれど、
とりあえず一人でこれを前に悪戦苦闘するのもイヤなので今回は断念。

さて、そうこうするうちに名前を呼ばれてやっと入店。
メインイベント、ひとりマグロ祭り!(名称が変わっているけどこの際どうでもいい)
店内は満席。私はカウンター席でひしめきあいながら食べる。
見知らぬ両隣のお客さんとカメラの話題で盛り上がったり、
お醤油を貸してあげたり。なんだか袖すり合うも多少の縁、といったところ。
同じ目的で来ていて距離が近いと、何故だか仲良くなれるような気がする。
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まずはお祭りの前に、ということで初めて食べる生しらす
生姜醤油で食べる。んあー美味いっ!
生しらすに首ったけになる私の横では、
とんでもない量のお刺身定食に途方に暮れるご婦人。
どうやらここのメニュー、通常の2倍、物によっては3倍近いものもあるような。
2人なのに、アラ煮にホタテの刺身、マグロ盛り合わせ・・・
カウンターに乗り切れない量だ。多分5人分ぐらいある。
というか食べきれないのでは。
(内心手伝いましょうか?と思ったりして。余計なお世話だ)

そして私の目の前にもやってきたどどどーんとマグロ三昧
ちなみにこれで一人前。
山盛りてんこもりのドンブリサイズのご飯にアラの味噌汁付きである。
それでもお腹ペコペコの私はぺろり完食。
あぁー幸せ。
クチコミを見ると結構酷評だし、
何やらドタバタ劇の戦場のど真ん中で食事をしている気分だけど、
マグロ、とても美味しかったので私は特に不満は感じなかった。
さて次回はどこのお店に行こうかなぁ。

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漁港の一番ポカポカの場所を知っているネコ。
カメラを向けても、面倒そうに一瞥しただけで
またゴロンと横になって知らん顔。
あーこりゃ気持ち良さそうだ。
お腹も満たされたし、私も日向ぼっこしたい気分。

魚河岸 丸天 魚河岸店
静岡県沼津市千本港町114の1
TEL:055-963-0202
FAX:055-963-0202
営業時間:AM7:30~PM9:30