ぬっこ 黒い影に襲われる
さて、心の休日（もとい、食欲の休日）。
沼津港でお腹も満たされたし、お土産にミカンも買った。
こんなにポカポカ陽気、近くの海辺の公園でゴロリ日向ぼっこでもしてやろうかと思い。
沼津港から車で5分。千本浜公園。
沼津港でお腹も満たされたし、お土産にミカンも買った。
こんなにポカポカ陽気、近くの海辺の公園でゴロリ日向ぼっこでもしてやろうかと思い。
沼津港から車で5分。千本浜公園。
実はここ、先週20回忌を迎えた祖父のゆかりの地だったりする。
母は子どもの頃この海岸で遊んだ事があるとか。
まもなく還暦を迎える母が無邪気に遊んだ幼少の頃を、
勝手に想像しながら海辺でのんびり。
あんまり気持ちいいものだから
車に乗せてあったブランケットを下に敷いてゴロリ横になる。
空にはトビが沢山。
ピーヒョロロロロ、という独特の鳴き声を響かせながら
風に乗ってこちらも気持ち良さそう。
多分羽根を広げた姿は私の身長と変わらない。
多分間近に見たのは初めてのことだ。
近くの黒松の林をねぐらにしているようで、
松の木の上にはやっと飛べるようになったヒナもいる様子。
ピーヒョロロロロ、という独特の鳴き声を響かせながら
風に乗ってこちらも気持ち良さそう。
多分羽根を広げた姿は私の身長と変わらない。
多分間近に見たのは初めてのことだ。
近くの黒松の林をねぐらにしているようで、
松の木の上にはやっと飛べるようになったヒナもいる様子。
そんなトビを眺めながらふと思い出した。
ミカンミカン･･･。
このミカン、黄金柑というらしく、
今ではなかなか珍しくなってしまった酸味が強く
私が大好きな種類のもの。（実は甘いミカンは苦手だ）
海からの気持ちいい風を感じながら
買ったばかりのミカンをぱくり。
やっぱり私の幸せを感じる瞬間には、必ず食べ物がある。
と、そこで、事件発生。
･･･食べようと手に持っていた一房のミカン。
よそ見していたら、耳元でバサバサッ。
横切る黒い影、そして手元に一瞬感じたちょっと硬い感触。
ものの1秒もないわずかな時間だ。
そして･･･ありゃ！手元のミカンがない！！
トビはとても目がいいと言う。
獲物に狙いを定めて捉える瞬間、急降下する。
習性は分かっていたけど･･･私は彼らにとっての獲物だったの？！
なんてこった。
彼らの並外れた視力は私が間抜けだということを見抜いたらしい。
･･･食べようと手に持っていた一房のミカン。
よそ見していたら、耳元でバサバサッ。
横切る黒い影、そして手元に一瞬感じたちょっと硬い感触。
ものの1秒もないわずかな時間だ。
そして･･･ありゃ！手元のミカンがない！！
トビはとても目がいいと言う。
獲物に狙いを定めて捉える瞬間、急降下する。
習性は分かっていたけど･･･私は彼らにとっての獲物だったの？！
なんてこった。
彼らの並外れた視力は私が間抜けだということを見抜いたらしい。
そして更に、受難は続く。黒い影が横になっていた私の目の前に。
今度はお散歩中の無邪気な黒いラブラドールに思い切り踏みつけられる。
あらら、スイマセン、と伊豆の韮山に別荘を持っていらっしゃって、
毎週末伊豆にはいらっしゃっているという都内在住の飼い主の恰幅のいい男性。
この子、とっても人懐っこくてかわいいから許す。
まだ6ヶ月の男の子で、初めての海なんだそうだ。
しかも何故か口にはバナナの皮をくわえていた。
写真を撮るのも忘れてしばらくラブラドールと遊ぶ。
というよりもカメラを向けるとカメラごと破壊されそうな暴虐無人ぶりで諦めた次第。
ラブラドールは賢い子だけど、そもそも人懐っこくて天真爛漫なのが本来の性格。
まっすぐに生きているラブラドールと、同じ目線で長いこと戯れていた。
やっぱり写真撮らせてもらえばよかったなぁ。
今度はお散歩中の無邪気な黒いラブラドールに思い切り踏みつけられる。
あらら、スイマセン、と伊豆の韮山に別荘を持っていらっしゃって、
毎週末伊豆にはいらっしゃっているという都内在住の飼い主の恰幅のいい男性。
この子、とっても人懐っこくてかわいいから許す。
まだ6ヶ月の男の子で、初めての海なんだそうだ。
しかも何故か口にはバナナの皮をくわえていた。
写真を撮るのも忘れてしばらくラブラドールと遊ぶ。
というよりもカメラを向けるとカメラごと破壊されそうな暴虐無人ぶりで諦めた次第。
ラブラドールは賢い子だけど、そもそも人懐っこくて天真爛漫なのが本来の性格。
まっすぐに生きているラブラドールと、同じ目線で長いこと戯れていた。
やっぱり写真撮らせてもらえばよかったなぁ。
トビにミカンを奪われ、やんちゃなラブラドールに踏みつけられたけど、
それでもなんだかとっても幸せな時間。
それでもなんだかとっても幸せな時間。
お気に入りの場所になりそうな予感。
結局少し風が冷たく感じ、日が傾く頃まで海を満喫。
