ホテルバカな私たち

仕事モード、スイッチオンの私と同僚2人。
ふと思い立ち、自身の目でリサーチに行くことにした。

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1軒目は20数部屋の旅館。
1年先まで予約が取れないというデザイナーズ旅館。
ちょうど時間はチェックインの30分前。
雨の中で入り口に立ち、
車の誘導をしてくれる若いスタッフの方。
おっ!ちゃんと私たちの車の減速を目にして
周りの車の流れを止めてくれた。
ポイント高し。
そして入り口への車の誘導、
車を降りるのに合わせてさっと傘をさしてくれる。
自分たちが当然のようにやってきた事、
だけど意外に他できちんと出来ているのって少なかったりして。
車はそのままそこに置いて回しておいてくれるとのこと。
預けて私たちは中へ。

部屋が出来上がっていない人たちが数組待っていた。
クロークはないのね、荷物がまとめて端に置いてある。
道路沿いの立地だけど、それを全く感じさせず、ガラス張りの外の景色は圧巻。
スタッフは若い方が多く、中の雰囲気は和とバリの不思議な感じ。
パンフレットを準備してくれて、一緒に説明をしながら回ってくれた。
いろいろ聞かれた時のために設定まで決めていったというのに、
それぞれ既に仕事モードでそんな事などすっかり忘れている私たち。
ショップの品揃えから接客の様子、あれこれ眺めて帰ってきた。
若い方が多い分、何か不満があった時のケアが大変そう。
クチコミでちらほら見かける残念なコメントはそこにあるのかも。

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そして2軒目。
箱根ではしっかり地位を
確立している高級旅館。
ちょうど到着ラッシュの時間。
入り口には8人ぐらい。
表に人が居過ぎるのって
何となく威圧感がある。
だけど、それは働く側は
気がつかない。





そして見学だと一言言った瞬間のスタッフの引き具合。
忙しい時間帯の見学は
スタッフ側からしてみれば少々迷惑だったりする。
その気持ちは私たちも痛いほどよく分かる。
だからこそ、なーんだ、到着ゲストじゃないのか、というのが表情に出て見える瞬間って結構残念。

傘は素敵な番傘。番傘って高いのよねぇ。。。
駅からの送迎はベンツのS!
それゆえ玄関口にはゲストを連れてきた後の抜け殻のベンツが沢山。
車を移動しながら、バタバタする様子。
あららら。やっぱり雨の日のチェックインはどこも大変なんだな。

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館内はゆったりした雰囲気。
チェックインの手続きをされている方の中には
外国人ゲストもいる。
こちらのスタッフさんは年配の方が多い。
いわゆる『仲居さん』という感じの方。
老舗だけあるなぁ。
接客のスタイルはどちらかというと、
ホテルというよりは旅館。

本当は美術館でも見ようか、と言っていたのに。
旅館巡りをしていてみんな目がキラキラ。こっちのが楽しかったね、とニヤニヤ。
うちらって結局ホテルバカなんだよね、と帰り道の車の中で苦笑い。