強そうな名前のパン屋さん

連休が終わり、静けさを取り戻したお山である。

美味しいパンを探して・・・パン祭り、第何弾目か。
今日は箱根湯本の駅の手前にある、気になっていたパン屋さんへ。
名前は足柄麦神 むぎ師。なんだか強そうだ。
ここは今年の2月にオープンしたばかりのお店だ。

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広い駐車場に和風の店構え。
和風創作パンと語っているだけあり、
なんだか不思議な素材の惣菜パンが沢山。
ちくわを丸ごと巻いてあるチクワール。
ヒジキとカマンベールチーズが入ったおやきパン。
さらには私の大好きなほたるいか
しらすが乗ったフォカッチァみたいなパン。

そしてなにより特徴的だったのはお店の方である。
ただ、いらっしゃいませと声かけするだけではなく、
ご自身の仕事をしながらも私が気になって立ち止まると、
目の前にあるパンの説明を細かくしてくれる。
なるほど、そうか。ふむふむ。
そして試食も豊富。
味の想像がつかない素材のものが多いのでありがたい。
説明を聞いて一口パクリ。あら美味しいのね。
じゃ、これ買おうかな。あ、これも・・・ん?これも気になる・・・
で、また買い込んだ、どうするんだ?という量のパン。
パン屋さんであれこれ説明してくれたりすることってあまりなかったような気がする。
『感じがいい』ってこういうことを言うんだなぁ。
そんな驚きと新鮮さを感じつつ相変わらずの大量購入。

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買ったのはバゲットと黒糖ドーナツ、
黒糖パン、ホタルイカ、シラスのパン、そしてカレーパン。
明らかに1人では食べきれないと判断した私は、
帰り道に事務所に寄って同僚とあれこれ試食会をしてきた。

もらった説明書きには、
地産地消、小麦農家保護目的の湘南小麦プロジェクトに加盟し推進しているとのこと。
そしてここは職人さんの修行、若者の育成の場でもある、と。
感じが良いと思えたのは、
その店員さんが本当にその仕事を好きでやっているからなんだなぁ、と納得。
きっと私に熱心に説明してくれた女性、いいパン屋さんになるに違いない。
だって本当に作ったものに自信を持っていて
それを提供していきたいって思いが感じられたから。

そして使っている小麦や食材も十分にこだわったものだ。
低温、石臼挽きの全粒粉、バターもここオリジナルのものだという。
確かに一口食べてみると、噛むごとに口の中に
ふわりと麦の香りが広がっていく。

もともとは、伊勢原で営む『ブノワントン』というパン屋さんを営んでいた御主人。
後から調べてみたら、パン好きの方は遠くからも通う有名店だった。
なるほど納得。
でも実際食べてみたけれどどれも美味しかった。
ここには私の好きなクロワッサンもデニッシュ類もなかったなぁ、と思ったら
ブノワントンの方のラインナップとは一線を画したものにしたいから
という理由があったらしい。
ブノワントンも行ってみたいなぁ。
近々リピートすること確実、である。


今日は、麦師のバゲットにヴルストハウゼカワカミのレバークリームペーストを乗せて、
ワインで乾杯。(・・・いっつも飲んでばかりだな)

足柄麦神 麦師(アシガラバクジン ムギシ
神奈川県足柄下郡箱根町湯本71-5
TEL0460-83-9600
営業時間 9時~18時
定休日 木曜、不定

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これでランキング今日だけ増えてたらちょっとショック・・・苦笑