温泉シチューパン

今日は一旦仕事から離れようと思って町内散策の日に切り替えてみたものの、
やっぱり仕事が気になって夕方出社して深夜まで仕事。
何やらおかしなフレックスタイムである。

今日の行き先は宮ノ下。
富士屋ホテルがある宮ノ下という地域は、国道沿いで細いカーブにあり
小さな土産物屋さんが沢山軒を連ねるが駐車場がない。
いつも通るものの車を止めてお店を見て歩くのがどうも億劫で・・・。

その近くの消防署に用事があった関係もあり、
近くの町営駐車場に車を置いてテクテク散歩。
今日はお天気もいいしお散歩日和である。

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訪れたのは渡邊ベーカリー。
箱根では有名店のひとつである。
売りは温泉シチューパン。
パンをくりぬいた中に熱々のビーフシチューが入っていて、
勿論器のパンも食べられる。
お土産としては持ち帰れない(20分~30分が限度だ、とのこと)ので
みんなイートイン。
小さなお店の中にはテーブルが3つ。
週末は混み合うのでこの中でこのパンを食べられるのは至難の業ではなかろうか。
平日のしかも夕方訪れたので、お店でひとりゆっくり食べて
本まで読んでちょっとくつろげたのは、
週末外で待つ事まであるという事を考えるとある意味奇跡に近い。

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カリッと焼いたパンの中には熱々のビーフシチュー。
パンの生地を作る際に温泉を使っているので温泉パンなのだそうな。
トマトベースのシチューはとても美味しかったけど、
シチューだけ食べてしまったら、器のパンだけになってしまい
もう少し上手に食べるべきだったと後悔。

こういうのってその場で食べるから美味しいと思うんだろうな。
店の中にはグルメ番組や情報番組で紹介された事や
撮影で訪れた際にもらったであろう色紙が飾ってあった。
あの**さんが絶賛した、とか有名だということで
不思議と数倍美味しく感じるものだ。

箱根駅伝ではこのお店の目の前をランナーが走り抜けていく。
その時に配ったと言われており、それで一気に有名になったんだとか。
お店の売り込み、上手なんだと思う。
その土地で生き残ってやっていくためには
本当に美味しいものを提供していく、ということも当然大事だが
売りになるものを作りそれを集中的に売り込んでいくという手法も
またひとつの手だと思う。

その他アンパンの真ん中に梅干が入った梅干あんぱん。
ゆでたまごとポテトサラダ、桜の花の塩漬けが入ったたまごぱん。
ちなみに梅干パンは持ち帰って食べてみたけど、私は苦手かも・・・。
梅干もあんぱんも好きだけど、これらは多分仲良くなれないと思う。
私は残念ながらこのミスマッチを楽しめる舌を持っていなかったみたい。
でも話題性は十分だと思う。

渡邊ベーカリー
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下343
TEL:0460-82-2127
営業時間 9時30分~18時
定休日  水曜、第3火曜

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こんな時間を過ごせるのもあとわずか。オープン前にいままで沢山訪れたお店を資料にまとめてお客様への案内も作らなきゃ。