陸漁師

海釣りで大切なのが天気より波の高さ、そして何よりも風である。

多少の雨でも波が穏やかで無風なら問題ないし(気分的にやる気が失せるけど)
逆にいい天気でも波が高ければ当然だめだし、
重要な風は、糸も仕掛けも風に流されるので
意外に重要だったりする。
追い風なら何とかなるが横風は糸が流されて絡まりまるで釣りにならない。

そんな事に最近気づいた私。

駿河湾の特性として釣り場を変えれば湾なので当然風向きも変わる。
昨夜は風向きのいい場所を探して釣り場探索の旅。

知らない小さな港では木で出来て海面に浮いている橋を渡り、
これまた木で出来た船着き場らしき場所で海面を覗きこんでいたらものの数分で酔った。
船に乗ってもいないというのに…

私は船に乗った事がない。
地に足を付けての生活の中で縦に揺れる感覚は未知のもの。
何やら足元がふわりふわーり…気が付けば目の前がグルグル揺れて
･･･うぅぅ～気持ち悪い。
あぁこれが船酔いなのね。(だが船には乗ってない)

海釣りが好きなのに、これじゃ船に乗れないじゃないか!!
いつか釣り船に乗って大物を釣り上げるのが夢だったのに…

漁師を自負している(釣れないくせに)私。
会社の人には『おか漁師だね』と笑われた。
しまった…ぬっこ、弱点発覚である。

陸漁師、強風と戦いつつ2時間ほど粘ってみたが、寒さに負けて撤退。
当然釣果なし･･･（もう最近慣れてきた）

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で、明日の休みは･･･釣り！の予定。風やまないかなぁ。