マグロが口から出そうだ

タイヤを交換して、森の演習場に迷い込むまでの間の出来事。

イメージ 1
生本マグロ大トロ丼。

御殿場の山の中でやたらにぎわっている魚屋さん。
沼津漁港直送、とのことで、そりゃぁ魚屋さんだもの。直送だろう。
量が多い海鮮のお店で言うと、
沼津の丸天さんが挙げられるけど、
それに近いものがある・・・。
こんなお店に一人で出かけて注文する私。
御味噌汁のおかわり自由です、といわれても
ラーメンどんぶりサイズのお椀になみなみの豚汁。
いやいや、これだけでお腹いっぱいになりそうだ。

だけど、実際は蓄養(ちくよう)マグロなんだろうなぁ、なんて夢のないことを考えてしまう私。
マグロの養殖、というのは実際はコストや技術の面でほとんど行われていない。
代わりに海で獲った天然のマグロを生きたまま生け簀で育てて、
餌をたくさん与えて大きく太らせ、
脂(トロ)を乗せた上で売りに出す、という方法が蓄養(ちくよう)マグロと呼ばれるもの。
最近安価なトロが出回っているのはみんなこれである。
大海原生まれのいけす育ち、という感じだろうか。
ちなみにこの大トロ丼は1800円。マグロの量は多分2.5人分ぐらい。
だから実際には安いぐらいである。

何人かで食べにいらしている地元の方は慣れているみたいで
残ったおかずはパックに詰めてお持ち帰り。
先に頼んでおいた特大のかき揚げ(直径40センチぐらいあるだろうか・・・)を買って帰る人。
さまざまだ。

丸天でもここでも言える事なのだが、インパクト勝負に近い部分はあると思う。
でも・・・マグロが余るぐらいの量どどんと乗った大トロ丼も悪くないかな。
口コミでは鮮度がどうとか賛否両論だけど、
ひとまず話題性の意味では悪くないように思う。
何よりこんな山奥の小さな魚屋の食堂が
県外ナンバーで埋め尽くされて昼間は行列するなんてある意味で凄いと思う。

魚啓(うおけい)
静岡県御殿場市印野1648
0550-88-0081
営業時間 11:00~21:00
定休日 火曜日