脳みその化粧

興味があることは何でも突き詰めて調べたくなる。
目の前にある事、起きた事、調べようと思えばいくらでも調べる事があるはずだ。
どういう仕組みなのか
どういう風に出来上がったのか
どうしてこうなるのか
よくある子供の「なぜなぜどうして」はこの歳になっても未だ健在である。
だが最近、あまりに物事を深く考えない人が多くはないだろうか。

学生時代にどうして勉強するかについて小論文を書かされた事がある。
周りは将来のためだとか、いい仕事に就き良い生活をする為だとか書いたけれど、
その時、私は「勉強することは脳みその化粧だ」と突拍子もない事を書いた。
化粧をせずとも生きられるが、化粧をした方がより美しくいられる。
学ばずとも生きられるが、学ぶ姿勢を持って生きた方が充実した人生を送れるだろう、と。
周りにはとんでもない例えだと笑われたけれど、
未だに私はその考えは間違ってるとは思っていない。

一度しかない人生なのだから漫然と過ごしたらもったいないではないか。
だから、今日もなぜなぜどうして・・・