秋の恵みの拾い食い

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秋の恵みをいただきます、ということで、むかごご飯。
おそらくもう少し山を分け入らないと、見つからないようで
私の散歩コースではご飯一膳分に混ぜるだけしか
取れなかったが、自分で食べるにはこれで十分。
 
箱根では両手いっぱい取れたのになぁ。
多分ここでも山へ入ればいくらでもあるはずだけど。
 
 
 
むかごはごま油で揚げて、お塩をぱらりと一振りしてからご飯に混ぜ込む。
いつもは米と一緒にお出汁を入れて炊き込むのだが今回はたった一握りしかない。
ご飯の湯気に混じるごま油の香り、そして口に運ぶとご飯の甘みとともに
外はパリパリの皮、噛みしめるとむかごのほっくりした食感…。
なんだか山の恵みを味わう事が嬉しくなり、こぼれる笑み。
大切に大切に滋味あふれる秋の味覚をいただくひととき。
 
って…私は散歩の「収獲」だと勝手に思っているが、
みかん畑の脇に生えていたものを摘んで食べているって一般的には「拾い食い」のカテゴリーだろうか。