ぬっこ「みかんの国」を謳歌する

「みかんの国」と私が勝手に呼ぶことにしている、ここ湯河原町
この時期になると、みかんはあちこち軒先で販売されている。
直売所なんて小洒落た形式じゃない。
誰もいないほったて小屋や、民家の軒先に袋詰めされたみかんが並んでいて、
缶にお金を入れて買うような、そんな「買う側の良心」と「売る側の寛大さ」で成り立つこの仕組み。
 
スーパーでもネットに入ったものが販売されているけれど、
この土地では売れないのではないか、と勝手に思ってしまう。
だって…この「軒先みかん」はものすごく安い。
散歩コース途中で気まぐれで買ってきたみかん。
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ビニール袋にきゅうきゅうに詰め込んであり、
いったい何個入ってるのかと思ったら、なんと18個!
数えながらテーブルに積み重ねていたら
みかんタワーが出来た(暇だなー)
 
ちなみに1袋100円である。
1個6円にも満たない、大きさ不揃い価格破壊のみかんでも、味は折り紙付き。
さんさんと降り注ぐ太陽の光を浴びて育ったこの子たちは
小さくても皮に傷が付いていても、
ちゃんと「みかん」の味がした。
 
「みかん」といえば、三島市のみかん農家から直接規格外みかんをコンテナ買いして
お客様にせっせと手搾りみかんジュースを出した事もあったっけ。
そんな事を思い出しながら、 口いっぱいの甘酸っぱい柑橘の香りとともにビタミンCの補給中。
今夜はこの皮をお風呂に入れて「みかん風呂」にしようかな。