ぬっこ 湯河原の山で右往左往する

明日は引っ越しの荷物搬出やらで意外とバタバタするので
ゆっくり過ごせるは今日が最後の日になる。
さて、何をしようか。
この土地で何かし忘れている事は、ないだろうか。
 
まずは腹ごしらえと行こうか
(調理器具を全て荷造りしてしまったので、食事は外食で乗り切る事にした。)
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湯河原といえば…坦々やきそば。
これもまた「たぬき」繋がりの、町おこしのB級グルメ
たんたん、たぬきの♪…と語呂合わせだそうだ。
 
確かに白髪ねぎが山ほど乗った焼きそばだけど…
坦々?うーん…
そして淡々と食べたのだった。
腹ごしらえは完了。
 
 
 
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気を取り直して訪れたかったその場所へ出発。
バスに揺られて十分程。
万葉公園の近くでバスを降りて、坂道を延々と登る。
そして下って登って。
息が切れた。
住所を調べた時、多分このあたりだと思ったのだが…
どこにもそれらしき建物がない。
看板もない。

電柱の住所には「熱海市泉」
多分…いや、間違いなく。道を間違えている。
行きたいその住所は熱海市ではない。
いつの間にか完全に逆方向に歩いてきてしまったらしい。
道を間違えたのはさておき、それにしてものどかな景色。
道端で、しばしの休憩。
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そしてまた来た道を戻り…急な坂道を下って、
また登りかえす。
あ。さっき写真を撮った場所が見えた。
(○印が私が立ち止って写真を撮った場所)
上の写真の中央が右の写真を撮った場所。
つまり、すり鉢状の土地をてくてく歩き、
もとい右往左往している事になる。
 
多分今度は間違えていないはずだけど、
やっぱりそれらしき建物は見当たらず。
 
首に手ぬぐいをぐるりと巻き、歩く私はすっかり息が上がってしまい、「しんどい」の一言。
 
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歩けども歩けども坂道は続く。
人っ子一人いないので場所を尋ねられそうな人もいない。
最終日の散歩で、ぬっこ別荘地で完全に迷子。
バス停まで戻るにしても
また坂道を上ったり下ったりするのは変わりないし
何よりここまで来て引きさがるのも悔しい。
半ば執念にも似た思いで歩を進め、
この緩やかな坂道を上りきったその先には…
・・・次回へつづく。