図鑑をひも解く

母を連れ出し二人で並んで散歩。
昨日の大きな恵比寿さんがいる神社に、お札を返納しに行くのが散歩の目的。
 
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神社の横には五行川という小さな川が流れているのだが、
そこに今、白鳥の仲間で色が真っ黒、
くちばしが真っ赤のコクチョウが渡って来ている。
他にも、沢山のカモ。
とりあえず今日はコクチョウさんはお留守のようで。
代わりにいるカモ…おや?カモにしてはやたら潜水している。
 
はて、あなたのお名前は?
ウ?いや、カイツブリ?…さっぱり分からず。
山鳥は意外と知っているのだが水鳥はさっぱりわからん。
もっともぬっこの脳内水鳥図鑑には、最初からマガモカルガモ、白鳥の3種類ぐらいしかないのだから
考えた所で分かる訳がない。
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その名も知らぬ鳥の姿を目に焼き付けて、
家に帰って図鑑をパラパラ。
…あれ。
これに似てたかも、いや、んーと。
いろいろな鳥の写真を見たら、
見てきた鳥がどんなだったか忘れた。
そもそも、カメラでとらえるにも遠すぎるくらいの小さな姿、
くちばしがどんな形で目の色が何色だったかなんて
実は最初から見えていやしない。
知らない物や名前、言葉の意味、これらは
最近ではインターネットでちゃちゃっと調べる事が多くなった。
でもこういう紙ベースの図鑑を紐とく時間は大好きなひととき。
古い本の独特の紙の匂いは、妙に落ち着くものだ。
子供の頃の愛読書が図鑑だった私、未だに植物図鑑と野鳥図鑑は必須アイテムだ。
多分いくつになっても、この好奇心と知的探究心の塊は変わらないと思う。
 
図鑑をパラパラめくりながら、Nikonの双眼鏡があった事を、はたと思い出した。
明日は首からカメラではなくこの双眼鏡を下げて行ってみよう。
 
本日の歩行距離4.1キロ
(歩く機会がない母を連れ出すにはちょっと長距離だったかしら・・・)