はかなさと無邪気さと

イメージ 1やっぱり雪が降ったら雪だるまである。
 
だが、実は昼間作ったこの雪だるまは、もういない。
作って数時間経つうちに空は晴れ渡り気温が上がり、
それとともにみるみるうちに溶けて水に。
気づいたら小石と小枝と、
その場で毛糸をみつあみして作った、
小さなマフラーだけがその場に残っていて
雪だるまは跡形もなく消えていなくなった。
幻みたいな雪だったけどこんな、はかなさも、
冬の風物詩であり春が近い証拠なんだろう。
 
イメージ 2
朝は真冬の雪景色、昼は春のぽかぽか日和だった今日、
雪かきで引っ張り出してきた長靴を履いて、
てくてく散歩に出かけた。
なぜこんなに汚れるたかと言うと…
実は田んぼの中をのしのし突進したから。
道路も何もかも無視してひたすら田んぼとあぜ道を通って
一路南へ。
ちゃんと車で行ったらおそらく15分以上かかるであろう、
運動場まで田んぼをのしのしショートカットして歩いて30分!
 
実は父の言う「散歩」がこの田んぼのしのしだそうで・・・。
ふつうのウォーキングと違って、ぬかるんだ泥の中を歩くのだから
普段使わない筋肉総動員で、なかなかの運動量である。
もっとも父は作業着姿で田んぼを歩くのだから特に違和感もないだろうけど
私はこの時スカート姿!田んぼのど真ん中にスカート姿のちびっこが無邪気に一人のしのし。
よそ様が見たらかなり異様な光景だろうな。
だいたい無邪気とかいう年齢でもなかろうに。