台所でぶつぶつ呪文を唱えながら

イメージ 1
豚バラ肉のおっきな塊に塩をせっせとすり込む。
ずりずり、すりすり、側面にもたっぷりと
「美味しくなぁれ、美味しくなぁれ」と、
低い声でぶつぶつ、ぶつぶつ、念仏みたいな呪文とともに。
今日はこれで行程終了。
1キロの重しを肉の上にずっしりとのっけて、冷蔵庫の中へ。
ぱたん、と扉を閉めながら、「ゆっくりおやすみなさい」
 
まるで親が子供部屋で、子供を寝かしつけた後で
ぱたんと扉を閉めるみたいだ。
 
この豚バラの塊が美味しく出来上がるまではまだまだ長い時間と手間を要する。
そう思うと、いとおしく思えて来たりする訳だ。
 
昨日の怪しい液体もおっきな瓶に移し替えて一緒に冷蔵庫の中へ。
次はこの液体が活躍する事になる。