ぬっこ、手わすらする

「手わすら」とは、手遊びの事。
栃木県、茨城県福島県辺りまで通じるかどうか?という
北関東地方、南東北地方での方言だ。
「わすら」する、というのが「遊ぶ」または「いたずらする」というような意味で、
大抵、この言葉は大人になってから、というよりも
学校の先生に「こら!そーこ、手わすら、しでんじゃねっ!」と怒られる時に聞く言葉のように思う。
たとえば、授業中に机に鉛筆で落書きをしていた時、教科書にパラパラ漫画を描いていた時、
そして、消しゴムをちぎって隣の人に投げていた時(なんて意味のない事をしていたんだ…)
そんな時に先生からさっきの怒号が飛ぶ訳だ。
 
私の子供時代がそんな風に叱られっぱなしだったとか、そうでもなかったとか。
内緒である。(ずいぶん具体的な例を挙げるあたり、どれも実体験なのだが)
 
イメージ 1で、大人になった私の「手わすら」とは。
最近ビーズ屋さんに入り浸っている。
母は母で教材用のパーツを買いに、という事で
母娘揃ってビーズ屋さんであれこれお買い物。
いやぁもう、ワンダーランド。
色が溢れていて楽しいのなんのって。
 
手先は絶望的に不器用なくせに、工作系は大好き。
ヤットコ片手に、小さな金具と丸いビーズと格闘。
うーん、金具が・・・くっつかない。
あぁ、そこは繋げちゃ駄目だってば。もうっ。
パララーンとビーズをぶちまけてしまい、おろおろ。
大抵自己流でやってしまうのだが、本なんぞ買ってきて、真面目にやってみる。
明日は細いナイロン糸にビーズを編み込んでいくやつをやってみようかしら。
 
そういえば、先日戸棚から発掘された私の小学校時代の通知表の通信欄にこんな事が書いてあった。
「ぬっこさんは、図工での仕上げは誰よりも早いのですが、仕上がりが雑です」
・・・いや、自己弁護させてもらうのならば、「雑に適当に」やっている訳ではない。
細心の注意を払っても、うまく出来ないだけだ。
それは多分子供のころから変わらないような気がする。
 
さて、明日は朝からバードウォッチングのツアーに参加する予定。
寝なきゃ!