延泊するか否か本気で悩む

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今晩も同じ宿に逗留中。

本当は明日も泊まりたい所なのだがとりあえず明日は帰る予定。(相当居心地がいいらしい)

本来、限定で出された激安プランでは長期延泊される事は想定していない。
宿は低稼働の中で、何とか売上と稼働率を上げるために
最後のカードを苦渋の決断で切っている。

更には突然の延泊の場合、食事付は迷惑をかける事も。
それが私が今利用している格安プランは
宿にとって苦労して献立を変えるだけのうま味があるゲストではない。
一泊目の食事をリピートされるのは残念、
でもフロントに電話して「ネットで今から三泊目の格安プランを予約しても食事は変えて貰えますよね」
なんて…いろいろ事情を知っている私には絶対に聞けない。

宿側の事情、プラン販売のルームコントロールの難しさを
痛いほど知っている私だからこそ
後ろめたいなら、止めとこう、と。
そのプランを売るか否か、パソコンの前で遅くまで幾度悩んだ事か…。
そんな宿側の事情をいちいち考えてしまう私。
連休前の低稼働時のうなされそうな記憶まで思い出して一人苦笑い。

泊まりたいなら、また来ればいいだけだ。
そうだ。そうしよう。

リピーターは三回目が正念場。
私の顧客管理の持論だ。
二度目は一度目の滞在より冷静な目で見る。
幸運にもそれ以降利用してくれる人は固定客となり
時間はかかってもまた戻って来てくれる確率は高い。…って開業に立ち会ってばかりいた、若い旅館に適用してきた持論が
今年で327年目の宿に当てはまるかどうかは分からないが。
とりあえず、私がここのリピーターになる事は間違いない。

さて、寝る前にもう一度温泉に行って来ようか。