埼玉電車ぶらり旅

今回の旅の目的は、位置登録ゲームのスタンプ集め。
スタンプというのは地域ごとに設けられており、今回23地域を巡ってきた。
 
イメージ 4川越の蔵の街をそぞろ歩き、
秩父で蕎麦を食べて(これが今回ハズレだった…)
秩父仲見世をぷらぷらウィンドウショッピング。
そんな行程。(十分観光はしてきたらしい)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昭和の香りのする駅を見つけた。
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ここは秩父鉄道影森(かげもり)駅。
今時、マガジンスタンドや、新聞の自販機を
お店の前にどんと構えてある駅の売店って見かけない。
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酒造会社の看板が背もたれになる待合イス、通路ににょきっと生えた水飲み用の水道。
今時なかなか見かけないいい味を出している駅。
秩父鉄道は、祝日や週末は一往復、SLが走っている。
SLが走らない日だという事を非常に残念がっていたご婦人がいらっしゃったけれど、
私としてみたら、毎週末近所の真岡鐡道(もおかてつどう)で走っているSL、実はあんまり目新しさがない。
 
電車の写真をいくつか撮ってみたものの、実はどれが何線だったのか
帰って来てからさっぱり分からない。
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うーん。私としてみたら、
食べ物の写真を撮っていた方が楽しいらしい。
 
これは、「秩父名物」と書いてあったので飛びついて買った
みそポテト。
ジャガイモの天ぷらに田楽みそがかかったものだ。
うん。これはなかなか美味しい。
よく見てみたら、B級グルメ選手権で…あぁそういうことか。
味噌とじゃがいもって…
どこが秩父名物なんだ!と叫びたくなったが、
意外や意外な組み合わせ、美味しかったので良しとしよう。
 
帰り道に、これまた奥秩父名物「岩魚寿司」を買った。
岩魚を押し寿司にしたものだが、こっちの方が特産物らしい響きだ。
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帰り道、この電車に乗るのか?!という程の
満員電車がホームに滑り込んできたのに
おしくらまんじゅうのようにみんな乗りこんでいく様子を見て
すっかり怖気づいた私。
お土産の、芋けんぴがつぶれてしまう!と思い、
その電車に乗るのを急きょ取りやめ。
とはいえそこは池袋、取り辞めたら帰れないじゃないの。
 
乗り替えして上野に戻り、
宇都宮線の普通電車のグリーン席チケットを購入。
 
旅の最後に贅沢にリクライニングシートで帰る事にした。
グリーン券、950円、私としては随分と贅沢した気分である。
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せっかくなので、熱いお茶とともに、お寿司でほっと一息。
旅のグランドフィナーレに贅沢なひととき。
これが意外と美味しかったんだ。
電車の音をBGMにして食べるからこそ美味しいんだと思う。